BrokenBroken
(1992/09/22)
Nine Inch Nails

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昨夜のアリス・イン・チェインズのレビューに「病んでる」という言葉をよく多用したけど、このユニットにも「病的」という言葉がよく似合う(苦笑)トレント・レズナー率いるナイン・インチ・ネイルズの2ndアルバム「BROKEN」。

NINの名盤といったら世間や一般では3rdアルバムになるのだろうけど、私的にはこのアルバムが一番刺激的で大好きだ。
デビュー作が当時時の人だったGUNS N' ROSESのアクセル・ローズにエラく気に入られ、事ある毎に名前が出て来たのを知って「一体どんな音なんだろう?」と興味を持って1st買ったのだけど、思ったいたよりも激しくなくて、しかもバンドアンサンブル的な音ではなくサンプリングを多用した音という事もあって(当時はまだインダストリアルとは呼ばれていなかった)そんなにのめり込む程の衝撃は無かった。このテの先駆者だったミニストリーの方がよりロック的(というかメタル的)だったので、もっぱらそっちばかり聴いていた。

だけどこの2ndでは私の考えが一転し、一気に大好きになってしまった。とにかく激しい、スピーディー、音処理が完璧と文句なしの完成度だったからだ。
このアルバムを作っている間、トレント・レズナーは怒りをずっと抱え込んでいたという。その怒りを全てこの音に叩きつけてそれを昇華させた感覚が直に感じられる。お陰で、前作になかった激しさやアグレッシヴさがこのアルバムの全てだと思う。

アルバムといっても、実際には8曲。しかも「PINION」は前奏みたいなモノなので、実質7曲といったトコ。「WISH」や「GAVE UP」の様な疾走感溢れるモノや、「LAST」「HAPPINESS IN SLAVERY」の様なミドルテンポでへヴィな楽曲でもその世界観は統一されている。
また当時は新鮮な試みだった、CDの曲カウントが99曲表示になるカラクリも面白かった。7~97までは無音状態が3~4秒入ってるだけだし(笑)。

しかし、この後のアルバムでは独自の表現もかなり変わってしまい、どんどん内省的になってしまって、現時点ではこのアルバムがNIN史上最も激しいアルバムになってしまった。こういうアルバムってもう作れないモノなのかな?凄く期待してるのに...
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