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欲望の9つの対象欲望の9つの対象
(2001/12/05)
スザンヌ・ヴェガ

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このアルバムも久々に聴いたけど、やはり良い。従来のスザンヌの作品とはちょっと外れた音像だけど、この人の場合は前作でいきなり作風も変えた事もあって、変化に関してはそんなにショックも感じなくなったし。とはいえ、随所で驚かされたのはいつもの事だけど(笑)。

まずジャケットが素晴らしく良い。スザンヌの澄んだ青い瞳や白い肌、背景と林檎の鮮やかなグリーンが見事にマッチしていて、出来ればレコードジャケで部屋に飾りたいくらい。とりあえず、CDジャケのフレーム使って部屋に飾ってはいるけど。

続いてタイトル。邦題はそのまま「欲望の9つの対象」という感じで、ライナーノーツにも書かれている事だけど、収録曲数が12曲入ってるのに何故9つの対象?単に深読みしない方が良いのかもしれないけど、その「9つ」が必ずしも曲数の事ではないのかも知れないし。いずれにせよこういうちょっとした謎もこの人らしくて面白い。

そして楽曲。初めて聴いた時は、1曲目の「BIRTH・DAY(LOVE MADE REAL)」のサビの部分でのエフェクトを掛けたボーカルにショックを受け「またこの路線かよ!」と(笑)。
しかしムード歌謡っぽいアダルトな雰囲気が漂う「CARAMEL」や、ジャジーな雰囲気の「TOMBSTONE」、更には一歩間違えばダンスビートか?と思わせる「CASUAL MATCH」など新機軸となる要素が結構多く、彼女のアルバムの中でもかなり散漫な印象を受ける。

当時ダンナだったミッチェル・フルームがプロデュースしているお陰で、前作とこのアルバムがこういったプチインダストリアルっぽい音作りになった訳で、離婚してからはまた従来のアコギ路線に戻ってる訳だけど、この時期のスザンヌは結婚・出産といった私生活でも色々と変化の起こった時期だったので、こういう音像の変化に関しても恐れはなかったのだろう。

でも散漫な印象だろうが、根本的な部分は変わっていないので意外にもすんなり聴けるのはこの人ならではなのだろうか?たまにはこういった路線でアルバム作ってくれると嬉しいんだけど、ダンナと別れた現在ではもう無理なんだろうなあ...
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