OVO: Millennium ShowOVO: Millennium Show
(2002/04/30)
Peter Gabriel

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購入したのは暫く前の事だけど、umeさんからのお薦めで、新宿ユニオンのプログレ館で中古CD輸入盤を\500でゲット出来たという幸せモンの1枚。ピーター・ガブリエルの通算7枚目にあたる「OVO」。
詳しい事が分からないので早速検索して色々調べてみたのだけど、何でもロンドンのミレニアムドームで行なわれたサーカスのサントラとの事らしい。

で、何故これほどまでにレビューが遅れてしまったのかというと、単に難解で評価が難しいから(苦笑)。それに一応ピーター・ガブリエルの名記での発表になってはいるけど、実際にガブリエルが歌ってるのは数えるしかなく、ラップが入ってたりアンビエントな作風だったりで散漫な作りのアルバムになっている...ので、変に深く考えないで素直に聴いた感覚で判断しようと思う。

まず、これは今まで聴いたガブリエルの作品において一貫している事だけど、この人のリズムに対する拘りは相当なモノだと思う。オープニングの「THE STORY OF OVO」はラップなのでリズムが強調されるのは当然としても、4曲目の「THE MAN WHO LOVED THE EARTH / THE HAND THAT SOLD SHADOWS」のアフリカ系リズムは見事の一言。民族音楽は基本的に聴き慣れていないせいか聴き辛い事が多いのだけど、この曲のリズムはすんなりと耳に入ってくるのが凄い。
そして「THE TOWER THAT ATE PEOPLE」から「WHITE ASHES」までの近未来的な流れも良い。インダストリアルみたいなデジタルビートが炸裂するけど、リズムはアフリカ的というのも面白い。

エンディングの「MAKE TOMORROW」と2曲目の「LOW LIGHT」が好きだ。「LOW LIGHT」はマリリオンのスティーブ・ホガースに歌わせたらイメージ合いそうだし、「MAKE TOMORROW」の前半オーガニックな雰囲気で始まり、後半がデジタルっぽい雰囲気で終わる構成は舌を巻く。

ただのサーカスのサントラ...というイメージではないのがこのアルバムに対する印象かな?全部が良いとまでは言わないけど、少なくとも半分は私の感性に来るモノがあった。ピーター・ガブリエル、恐るべし!
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