![]() | Aphrodisiac (1992/10/01) FM 商品詳細を見る |
久々にHMVのサイトで新譜情報をチェックしていたら、FMの3rd、4th、アコースティックLIVEの3枚がリマスターで再発されたらしい。
以前umeさんがアコースティックLIVEは素晴らしいと評価していたので、コレは絶対買おうと思っているのだけど(残念ながら来月以降になってしまうけど)一般的にFMの最高傑作と評価されているこの4thアルバムの再発は嬉しい限り。
久しぶりに聴いたけど、ホントに楽曲の出来が素晴らしい。前作でメロディアスなハードポップ路線からブルージーな路線に移行して、それを更に突き詰めたのがこのアルバムの評価に繋がってるのではなかろうか。1stのハードポップ路線も良いし、2ndのLAメタルっぽい雰囲気も良いけど、スティーヴ・オーバーランドの声質を最も活かしているのはこの路線なのだろう。1stや2ndにもアメリカを狙ったポップな楽曲があったけど、実はこのブルージーな路線の方が一番アメリカを意識して作られたのではなかろうか?
まあ、歌の上手い人は何演っても良いって事ですね(笑)。
1st路線が好きな私にとっては未練タラタラだったりするのだけど、この4thも別バンドとして捉えれば全く問題ない、良質のアルバムだと思う。
晴れた日のドライブのBGMに合う「BLOOD AND GASOLINE」、心地良いバラードの名曲「CLOSER TO HEAVEN」、哀愁を感じさせるインストの「APHRODISIA」、メリハリの効いたHR「ALL OR NOTHING」「INSIDE OUT」がお気に入りだけど、私が一番心に響くのはアルバムラストを飾るブルーズナンバー(日本盤はボーナストラックがあるのでラストではないけど)「HARD DAY IN HELL」。この渋さが堪らなくカッコ良い!
THUNDERが好きな人には絶対に何か引っ掛かるモノがあると思う。未だにSHADOW MANやTHE LADDERやソロなどで地味ながらも活動しているスティーヴ・オーバーランドには、是非頑張ってもらいたい。ただ、ジャケットがいただけないのが何とも惜しい...
1stから「THAT GIRL」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=0L133ULfV7E&feature=related
4thの「BLOOD AND GASOLINE」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=SkMKUiD9SqE&feature=related
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