The Tower+LiveThe Tower+Live
(2000/02/02)
ボブ・カトレイ

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ここ最近、結構CD買い過ぎてまともに聴く時間が少なかったので、今日の休みにゆっくりと...なんて考えていたのだけど、あれもこれもと手を伸ばしてるウチに色々と旧譜も引っ張り出して聴いていたりするのだけど(汗)今日もそのパターンにハマってしまい、このアルバムを聴いて一番印象に残ったのでコレをチョイス。MAGNUMのVoであるボブ・カトレイの初ソロである「THE TOWER」。もう10年前の作品なのね...

それまで私はMAGNUMの音楽をもともに聴いた事がなくて、このアルバムを買ったのも音楽性がメロディアスハード系という事と、ジャケがカッコイイからという単純な理由からだった。それに加えて、TENのゲイリー・ヒューズが作曲面とプロデュースで絡んでいるという事でも興味を持った。因みにバックの演奏陣もTENのメンバーが固めている。

全体的には、明らかにTENの音楽性そのままにVoだけが違うという分かり易いモノだった。そして、そのVoがまた上手いのでゲイリー・ヒューズのレンジの狭い声域よりも聴き易く、また英国的な気品に満ちたセンスの良い感覚を受けた。

「DREAMS」「SCREAM」「FAR AWAY」の冒頭3曲はホントに素晴らしい。「DREAMS」での前奏はボン・ジョヴィの「RUNAWAY」を想起させるのはご愛嬌としても、適度にエッジの利いたHRナンバーでオープニングには打ってつけの曲だと思うし、「FAR AWAY」での壮大なバラードではこれぞブリティッシュ!と言わしめる素晴らしい楽曲に酔ってしまう。また「MADRIGAL」では古典的な雰囲気が漂う楽曲で、映画のサントラなんかで使われてもおかしくないくらいスケールが大きく、ヴィニー・バーンズがアルペジオで良い仕事をしている。
後半の「THE TOWER」と「FEAR OF THE DARK」の大作2曲が重厚な雰囲気で、最後にインストのエピローグでアルバムの幕を閉じるのも良い感じだ。

私的にはアルバム全体の雰囲気にそぐわない楽曲もあって、その楽曲さえ無ければ最高だったので、名盤と呼ぶにはちょっと気が引ける部分もあるのだけど、ボブ・カトレイというボーカリストを堪能するには良いアルバムだと思う。

しかし、この時期はちょうどTENが3rdアルバムを出した後だったのに、これらの楽曲をゲイリー・ヒューズは自分達のストックにしないでこのアルバムに譲ったというのはかなり太っ腹だったのではなかろうか?3rdアルバム以降のTENの失速は見ていてホント痛々しいくらいだったし...

この国内盤は、アルバム発表後に行われたライブの模様が収められた「オフィシャル・ブートレグ」が付いていて、そのライブも良い状態の演奏なので安心して聴ける。音が良ければ良いのだけど、2枚組で\2500だから文句は言えないか...

「DREAMS」(楽曲のみ)↓
http://jp.youtube.com/watch?v=xQUJoWbDzKw
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