RiptideRiptide
(1990/06/15)
Robert Palmer

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折角の土日休みも雨でちょっとうんざり...まあ別に何処に行く訳でもないし、気温も過ごし易いので悪くはないけど、やはり晴れている方が気分的には良いかな、と。
で、この暇な時間を利用して昔のCDを片っ端から聴いているのだけど、このアルバムも随分ご無沙汰だったかな?玄人好みで有名な(笑)ロバート・パーマーの出世作「RIPTIDE」。

私がこの人を知ったのは以前レビューしたパワーステーションなのだけど、そもそもパワーステーションを聴く切っ掛けは当時人気絶頂だったデュラン・デュランのメンバー2人が新たに結成した新バンドという事で注目して、既に「SOME LIKE IT HOT」がシングルでヒットしていた事もあって聴いてみると、そこには知らない中年のおじさんが派手な音をバックに地味に歌っていたを見たのが最初だった。
デュラン・デュラン組は見た目が華やかだし、しかもドラマー(シックのトニー・トンプソン)も重いビートを叩きつける派手なドラマーという事もあって、どー考えてもロバート・パーマーだけは浮いている様に見えた。
だけど、この妙なアンサンブルが意外にマッチしてた事もあり、ちょっと興味を持ち始めた時にタイミング良く彼自身9作目となるこのアルバムを発表。

9作目という事はそれまでのキャリアが結構長かったという事になるけど、実はこのアルバムでブレイクした時、御大はまだ36歳!!...そっちの方がかなりショックだったりする...

ともかく、このアルバムはパワーステーションの余波を受けて製作スタッフはほぼパワーステーション関係(ジョン・テイラーは不参加だけど)。なので、パワーステーションと近い雰囲気を持っているのは当たり前なのだけど、さすがにソロ名義なので彼自身のルーツであるソウル系のノリは隠せない。全体的にアダルトな雰囲気を醸し出しているのが心地良い。

パワーステーションでの活動のお陰で、シングル「ADDICTED TO LOVE」(邦題:恋におぼれて)は全米No.1を獲得。クリップもマネキンみたいな女性をバックに淡々と歌うパーマー氏だけのもので地味なのだけど、何だか目を奪われてしまうのが不思議なビデオ。
この曲で彼自身の名を轟かせて一躍有名人になった訳だけど、ただの地味なシンガーだった彼がここまでの成功を収めた事自体、今でも不思議な感じがする。歌が上手いのにブレイクしない人なんて幾らでもいるのに、たまたま運が良かったのかタイミング1つでこうも世界が変わってしまうのは、やはり時代の波に上手く乗れたんだろうなあ。

そのパーマー氏も、既に故人。思い出した時にふとこのアルバムを聴いて、リラックス出来る休日を演出してくれるのは実に至福の一時だったりする。
...しかし、今の私の年齢よりも若い頃なのに何でこんなに渋いんだ!?ホントに不思議な人だ。

「ADDICTED TO LOVE」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=F0U5JfGYx4c

「I DIDN'T MEAN TO TURN YOU ON」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=9P2hoO088lc&feature=channel

「DISCIPLINE OF LOVE」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=r_ZOT4t_4Sc&feature=channel
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THE PUNISHER THE ALBUM / O.S.T. (2004)

HOW TO SAVE A LIFE / THE FRAY (2006)

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地味JAM尊

次のアルバム「ヘヴィ・ノヴァ」も聞いてたな~

この後のアルバムはR&Bのカバーが増えていくけど、ロック系ばっかり聴いてた馬鹿高校生には「パワステのパーマー先生が歌ってるから~」っていい感じで勉強になってました。多分、この人のカバーの「Mercy Mercy Me (The Ecology) / I Want You」とか聞かなかったら、昔のマーヴィン・ゲイとか聞かなかったろうな~(シンディ・ローパーのWhat's Going Onとセクシャル・ヒーリングくらいで終了?)。Single CDで持ってるDevoのカバー曲「Girl U Want」が個人的にこの人の楽曲の最期になっちゃったんですよね~。ベスト盤買ってみようかな?

2017年07月04日 02:10

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K.A.E.

ブルーアイドソウル系の一人という認識でしたけど、パワー・ステーションの成功で大分路線は変わりましたよね。勿論「HEAVY NOVA」も持ってますよ。ただ地味JAM尊サンみたいに掘り下げて聴く事まではしなかったですね。ただ、初期の作品はどんな感じだったのかは興味ありますけど。

サンダーのルーク・モーリーがパワー・ステーションのツアーメンバーだった時(2ndアルバム期)に、パーマーはアルコールやドラッグをガンガンやって「健康な人生ほど惨めなものはない」とか言ってたみたいで、外見とは違って結構派手な人だったんだなとイメージが変わりましたね。あんな早く亡くなるとは思わなかったですけど、この話の内容だとそれも納得ですね。

2017年07月05日 03:52

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