マイ・フェイヴァリット・ヘッドエイクマイ・フェイヴァリット・ヘッドエイク
(2000/11/22)
ゲディー・リーゲディ・リー

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ラッシュは、先日発売された「RETROSPECTIVE 3」と「SNAKES AND ARROWS LIVE」をi-podに入れておいてたまに聴いているのだけど、考えてみりゃゲディのソロアルバムはそんなに頻繁に聴いていなかったな...とちょっと思い出し、「SNAKES AND ARROWS」も余り頻繁に聴いていない今(「ARMOR AND SWORD」や「FAR CRY」は大好きだけど、アルバム全体としてはそんなに好きではない)このソロアルバムを振り返ってみようかと、久々に聴いてみた。

以前レビューしたアレックス・ライフソンの「VICTOR」はこのソロの前に発売されて、その時のアレックスの言葉が「(VICTORアルバムを指して)このアルバムはラッシュから90度傾いた作品なんだ」と語っていたけど、そうなるとこのゲディのソロもラッシュから90度傾いた作品になる事に違いない、と思いながら聴いた覚えがある。

その時の印象は、アレックスのソロがギタリストの視点から作られた事で、楽曲的に派手でバンド形式なスタイルだったのに対して、このアルバムは如何にもソロという事を念頭において作られた作品であると感じた。ハジけた楽曲が多いアレックスに対し、もっと内向的でしっとり聴かせる楽曲を中心にしたゲディ...といった感じかな。
なので、当初はアレックスの方ばかり聴いていたのだけど「SNAKES AND ARROWS」を通過した今、何故かこのアルバムの完成度を今更分かってきたかな、と。

そもそもこの2人はソロアルバムなんぞは作る予定なんて全く無く、例のニール・パートのご家族に相次いで悲劇が訪れた為にラッシュは無期限に活動を停止せざるえなかった事で作る事になったというのに、この完成度の高さはやはり賢者は違うな、と改めて知らしめされた。

全体的には地味な作品かと思うけど、オープニングから結構ドライブ感溢れるタイトル曲で幕を開け、最後の何処か希望を感じさせる「GRACE TO GRACE」までじっくり味わえと言わんばかり説得力はさすがかと。

ソロという事もあって、意外とファンキーな「HOME ON THE STRANGE」とか、穏やかすぎる「STILL」なんかは楽曲的にも若干バンドとは違うスタイルだったりするけど、基本的にはゲディが歌えばラッシュを感じられるのは致し方ないのかな?

このアルバムの後に発表された「VIPOR TRAILS」や「SNAKES AND ARROWS」を聴くと分かると思うけど、ゲディ主体のスタイルがバンドのコンセプトに貫かれている事からも、このソロアルバムの意義が見えてくるかと思う。

しかし、このタイトル(私のお気に入りの頭痛)って如何にもゲディらしくて結構好きだな。

「MY FAVORITE HEADACHE」(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=FUmkKjN95n8
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