Demo AnthologyDemo Anthology
(2007/05/01)
Winger

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今月はセーブしながら...なんて書いておきながらも、先日のポイズンを聴いて以降80'Sメタルばっか聴いており、このアルバムも以前から興味があったのでタワレコのポイントを使って購入。ウィンガーの1st~3rdのデモ音源集「DEMO ANTHOLOGY」。

私は復活作「Ⅳ」を聴いていないので、現在のバンドがどの様な変化を伴ったのかはよく知らないのだけど、このアルバムで聴ける彼等の音はデモ音源という事もあってかなりラフな音であり、その生々しい音がバンドのアグレッシヴ度をかなり高めているので、普通のオリジナルアルバムを聴いてるよりもハードに聴こえるのが面白い。

私的には、やはり思い入れの強い1stアルバムからの楽曲に興味が惹かれるのだけど、「HEADED FOR A HEARTBREAK」のデモだけは以前、キップ・ウィンガーのソロ作のボーナストラックで聴いた事があり、その時にオリジナルも勿論良いけど、デモもなかなかイケるなあ...と感心した覚えがある。
しかしデモといっても、デモにしては気合入り過ぎじゃないの?と思うくらい演奏力はかなりしっかりしており、ここにボー・ヒルがオーヴァープロデュースを重ねると思うと、かなり興味深い。
ライナーノーツでキップ本人が語ってる通り、「WITHOUT THE NIGHT」のデモが存在しないのが非常に残念...凄く良い曲なのに。

ちょっと残念なのが、2ndアルバムの楽曲はギターのリード部が入っていないのでかなりスカスカに聴こえるのがキビしい(特に「UNDER ONE CONDITION」)。まあデモだから、この後にレブ・ビーチがソロを入れたんだろうなあ...と聴くのがベストなのだろう。
3rdアルバムの楽曲に関しては、デモ段階でありながらも十分クオリティは高く、ちょこっと色付け程度で普通にリリース出来るんじゃないの?と思ったくらい。またオリジナル盤には無い曲の出だしがカッコ良かったりと、不発に終わったアルバムは再評価が欲しいところだと思う。

また、当時お蔵入りしてしまった未発表曲が10曲も収録されているのも魅力の1つで、特に2ndアルバム時に話題になった、楽曲差し替えによってオミットされた「NEVER」「ALL I EVER WANTED」の2曲が収録されているのが嬉しい。もし収録されていたら、アルバムの色合いも随分と変わっていたと思うけど、ここで日の目を見たのは非常にありがたい。未発表曲の中では、AORっぽい雰囲気の「SOMEDAY SOMEWAY」と、如何にも当時のメタルっぽい「SKIN TIGHT」が素晴らしい。
これで「ビル&テッドの地獄旅行」のサントラに収録されていた「BATTLE STATION」が入ってたら文句無しだったのだけど、サントラとかの権利関係は結構複雑なんで入れられなかったんだろうなあ...

それにしても全38曲収録、うち未発表曲10曲という大判振る舞いで、バンドの何たるかを知らしめるには十分過ぎる内容かと。ただデモなので、ウィンガーを聴いた事ない人には普通にベスト盤から入るのが良いのかな。

「HEADED FOR A HEARTBREAK」クリップ(私の中ではホント、ベストクリップの1本!)↓
http://www.youtube.com/watch?v=1knO1Ip9oEg

「MILES AWAY」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=JMKPQKU61QI

「WHO'S THE ONE」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=1jPsU4DkjSs&feature=related
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