Tall Blonde HelicopterTall Blonde Helicopter
(1995/09/05)
Francis Dunnery

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しかし、約19年振りの復活作を引っ提げ、1日だけの来日公演も行われるとはこのバンドに対して全く希望も予想も無かったので、正に奇跡としか言い様がなかったイット・バイツ。
umeさんがライブを観て「一生付いていく事に決めました」と語ったくらいなので、今更ながらライブ盤をHMVで注文してしまった私であるけど、そんなバンド復活を横目にこの人は一体どんな心境なのか...バンドの核でもあったフランシス・ダナリー。

イット・バイツの復活をアピールしたのが2003年。バンドが新作を発表したのが今年だから約5~6年のインターバルがあったのにも関わらず、何故この間に何も残せなかったのか?私が思うにフランシスはもうバンドとして楽曲を書く事自体興味が無かったのではないか?と思う。そりゃ、こんだけ待たされればボブ・ダルトンだって怒りますがな。

出る前からかなり注目していたフランシスの新作が最近リリースされたみたいで、オフィシャルHPを覗くと過去のバンドの楽曲を数曲収録されており、以前インタビューで語ってた通り”再構築”したモノである事は明らか。残念ながら噂されていたマリリオンのスティーヴ・ロザリーやジョン・ウェットンの参加は見送られたらしいけど(涙)、現イット・バイツのフロントマン、ジョン・ミッチェルは参加した模様で(しかし、バンドの楽曲で参加させなかったのはフランシスの意地か?/笑)どの様にアレンジしたのか見物である。

さて、そんなフランシスの1995年発表の3rdアルバム「TALL BLONDE HELICOPTER」。
前作で大手アトランティックレーベルとの契約が成立して発表されたものの、成績は著しくなくて起死回生を図った今作、前作とは打って変わってアコースティックを基調としたスタイルで、メロディも前作ほど弱くなくイット・バイツ時代を感じさせるモノもあるくらいで、最初聴いた時はそれまでのソロのアルバムの中では一番の出来だと思った。

しかし、歌詞がちょっと独り善がりのトコがあって、この部分がフランシスの一番の弱点なんだと思う。バンド時代にも物事を遠回しに表現する傾向があって、何を伝えたいのかがさっぱり分からないといった感じなのだ。もっとストレートで良いの思うのだけど、これってフランシスの英国人気質ってヤツなのだろうか?お陰で、このアルバムを最後にアトランティックとは契約を打ち切られてしまう。

昨年だったか、英国のみでこのアルバムのツアーを行ったらしいけど、何故今更10年以上も前に出たアルバムのツアー?ホントに何を考えてるのか、ファンであってもよく分からない人だと思う。

「TOO MUCH SATURN」弾き語りライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=d5zyNkICCOM

「ONLY NEW YORK GOING ON」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=xWWDMgid6sc&feature=related
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