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トゥナイト(紙ジャケット仕様)トゥナイト(紙ジャケット仕様)
(2009/12/23)
デヴィッド・ボウイ

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ちょっと間が空いてしまいましたが、久々の更新です。
まず先週末に行われたイット・バイツのライブについてちょいと話なんぞ。
「ONCE AROUND THE WORLD」を初めて聴いてからもう20年近くの月日が経って、未だに私の中ではこのアルバムを超えるモノに出会っていないけど、そのバンド(とはいえ、オリジナルメンバーは2人だけど)のライブを初めて観られる...と心待ちにしていた割りに、観た後の感想と言えば残念ながらがっかりだったとしか言えなかった。

そりゃ一度は解散したバンドだし、もう20年前とは違うのも当たり前だけど、思い入れが強い分ハードルが高くなるのも仕方ない。ジョン・ミッチェルのプレイも違和感なく聴けたし、サポートのベーシストも上手かったし、オリジナルメンバーの2人のプレイもさすがの一言...なのに感動が全く無く、醒めた見方しか出来ない自分がおかしいのだろうか?とも思ったけど、やはりどー考えても疑問符が付き纏うライブだった。ライブ後umeさんにも語ったけど「感心はしたけど感動が無い」という言葉が一番しっくりくる。
某巨大掲示板では賞賛ばかりだったけど、私はもう彼等のライブを観る事は多分もう無いと思う。新譜は買い続けてもライブはもう良いや。

ってな感じで、ちょっとショックを受けたので、全く違う音楽を聴いて忘れてしまえ...と思い、久々にこのアルバムをチョイス。最近は表舞台からちょっと身を引いてる(心臓の手術をしたらしい)デヴィッド・ボウイの1984年発表の作品「TONIGHT」。

この作品も初めて聴いた時はがっかり度が高かった。前作「LET'S DANCE」の世界的大ヒットのお陰で、それまでのカルト的な人気からメジャーなスターに転身した彼がどんな作品を提示するのか楽しみにしていたら、何とも甘ったるいティナ・ターナーとのデュエット曲「TONIGHT」やスタンダードなノリの「GOD ONLY KNOWS」が全てを台無しにしてくれた。
当時はノエビア化粧品のCMソングにも使われた「BLUE JEAN」がヒットしてたけど、前作みたいにシングルカットした楽曲が軒並みチャートの上位に入る現象は全く起きなかった。それは彼のファンも皆、同様の気持ちだったんだろうな...と。つまり、ボウイにしては余りにも淡白で真意が全く見えず、魅力的ではないのだ。

とはいえ、私自身は「LOVING THE AILEN」や「DON'T LOOK DOWN」、イギー・ポップとの共作「DANCING WITH THE BIG BOYS」あたりは結構好きだったりする。ただ、残念ながらそれだけしか語れないかな?

後にボウイ自身も認めてるけど、この時期は創造性の欠片も無く、服装やコンセプト、髪型に至るまでスタイリストが用意したモノを全て取り入れていたというのだから、当然作品のクオリティも低いモノになる訳で、それは次作「NEVER LET ME DOWN」で極めてしまうのだけど...
そんな当時の彼自身の境遇を、見事にジャケに具現化したのは余りにも皮肉だったと思う。華やかに彩られたスタンドグラスの中でブルーに染まるボウイ...余りにも出来過ぎの様な気が。

「BLUE JEAN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=LTYvjrM6djo

「LOVING THE AILEN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=1nN8nKdhe0I
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comment avater

某音楽馬鹿

ボウイさんのはジギー・スターダスト以降はあんまり聴いてないです、最近のもそういえば聴いてないですね、声は大好きなんですが、色々と実験されてるんでアルバム1枚丸ごととなると「ジギー」以降は・・・。

イット・バイツの方は何だか残念な出来だったみたいですね~、大好きなバンド程変化されると評価厳しくなったり、期待が大きかった分がっかりしたりするんですが(私も別のバンドで色々と同じ事体験しました)・・・。
それにしても新Voさんの声ってアルバム聴く限りではスティングさんに似てるような気がして仕方ないんですが、どうですか?。

2010年04月06日 20:11

comment avater

K.A.E.

いや、その実験しているのがまた良いんですよ(笑)。ボウイはアルバム毎に色が違うから、その遍歴が楽しかったりするんですけどね。私的にはそろそろ、まだCDで持っていないベルリン3部作(「HEROES」「LOW」「ROGER」)あたりを購入したいと考えています。
某音さんに薦めるなら、以前レビューした「OUTSIDE」あたりですかね。ちょっとゴス風味ですし、NINのトレント・レズナーもリミックス担当してましたし。

イットバイツはショックでしたよ。演奏とか素晴らしいんだけど、何かライブ観ている感覚が無かったんですよね。もうちょっとラフでも良いんじゃないか...と。贅沢な話なんですけどね(苦笑)。
某音さんの指摘、私は当初それほど思わなかったんですが、ライブでのちょっと声の擦れ具合とか、声のトーンの伸びとか、何処となくスティングと似てる雰囲気はありますね。まあ、曲が曲なんで(笑)気付きませんでしたが。

2010年04月06日 23:17

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