ジュピターズ・ダーリングジュピターズ・ダーリング
(2004/08/21)
ハート

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先日、某音さんからネタを頂いたハートの新作が今月中に発売されるみたいだけど、随分と待たされた気分が...今のトコ、このアルバム「JUPITERS DARLING」がオリジナルアルバムとしては最新作になるので、約6年振りの新作発表になる訳だ。考えてみれば、その前の「DESIRE WALKS ON」は次作まで11年の期間があったんだよなあ...
しかし、この間にウィルソン姉妹は何やっていたのだろうか?まあ、アン・ウィルソンは全曲カヴァーソングで埋められたソロアルバムを作ったけど、正直いって70年代から活動しているバンドが今更カヴァーアルバムを作る自体、ちょっと意味不明だったりするのだけど。ルーツを辿るならバンドが全盛期の後にさらっと出すのが分かり易いし、バンド名義でやるのが筋だと思うけど、それをやらなかったという事は単に小遣い稼ぎといった感覚だったんだろうなあ。

それはともかく、今回の新作に私自身余り期待はしていなかったりする。理由は単純でこの「JUPITERS DARLING」の出来がイマイチに感じていたから。これはバンド側が求める音楽性と、ファンが求める音楽性が微妙に食い違ってるからじゃないか?と思ってるけど。
ハートが復活した80年代中期、それまでの音楽性を変えて外部ライターを使って作ったアルバムが大ヒットした訳で、数作はその路線を継続したけどバンド側はこの路線に満足してなかったみたいで、その結果として「DESIRE WALKS ON」以降に10年以上も間隔が空いてしまった、と。

で、バンドメンバーも一新して、路線も自分達のやりたい事に戻し、大手のキャピトルレーベルから離脱してインディーレーベルから発売するという、何もかも自分達で作り上げたのは良いけど、当然「ALONE」や「NEVER」みたいな産業ロック的なアプローチは皆無で、もっとオーガニックなスタイル...これがこのアルバムの答えだったと。

まあ、産業ロックから脱却を図るのは別に良いとして、問題はその楽曲が地味で面白くない。勿論、演奏面の問題とは全くないけど、全然心に響いてこないのは致命的かと。せいぜい「MAKE ME」と「THE PERFECT GOODBYE」くらいしか印象に残らないし。他のリスナーもそう感じてたのか、セールス面では完全に失敗に終わったみたいだし。

この事実をウィルソン姉妹がどう受け止めているのか分からないけど、今回の新作でバンドの今後の命運が決まるのではなかろうか?金銭面ではなく自分達のやりたい事を取るのか、それとも金銭面と創造面のバランスを保つ作品を作るのか...こればかりはホントに難しいんだろうなあ。

「MAKE ME」スタジオライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=SmiWW5uJK-U&feature=related

「JUPITERS DARLING」発表時の宣伝PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=zk4FOz4Riho
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comment avater

某音楽馬鹿

この作品、原点回帰したみたいで嫌いじゃなかったんですが、全盛期とは別物ですよね。
新作がどんな感じなのかは聴いてのお楽しみなわけですが、もうこの人達も結構な歳なんで全盛期のサウンドは正直言うと期待してません、私も。
初期のハードロック然としたサウンドも好きなんで、まったりとした作品が出てきてもある程度は許せますが・・(何様!)

2010年08月15日 15:49

comment avater

K.A.E.

新作の宣伝画像がYOU TUBEにアップされてて1曲だけ聴きましたが、どーやらこれを聴く限り、前作路線の踏襲といった感じですね。
でも、これだけ長い間アルバム作ってる訳ですから、もう売れる事を前提にアルバムは作らなくても良いんでしょうね。自分達が満足出来ればそれで良いという...
しかし、妹さんはホントに良い歳の取り方してますよね。老けても美しいのには変わりないですし。お姉さんの方も若い時は美人だったのに、どーしてこーなった?

2010年08月18日 11:44

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