The Eternal IdolThe Eternal Idol
(2010/11/02)
Black Sabbath

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ちょっと前にレビューした「SEVENTH STAR」と一緒に発売された「THE ETERNAL IDOL」。
デラックス・エディション盤で2枚組、しかもディスク2は両方共レア音源収録で国内盤1枚分の値段という事で、いずれにせよ国内盤の発売が期待が薄いからさっさと購入したのは良いけど、「SEVENTH STAR」ばかり聴いてたからなかなか聴けてなかったので、ようやくレビューと。

前作はグレン・ヒューズがVoだったけど、グレンがドラッグ中毒に陥りツアーもロクに出来ず脱退、代役のレイ・ギランが引き続きツアーを務めて直ぐにレコーディングに入ったのは良いけど、プロデューサーの一声でクビ。その時のデモ音源が今回のディスク2の大きな目玉でもあると。オリジナルのトニー・マーティンの歌とレイの歌が聴き比べが出来るという、何とも贅沢な仕様。

バンドとしては、どうも前作からトニー・アイオミの周辺には良い雰囲気がなくて苦労の連発だったみたいだけど、音に関しては様式美を感じさせるメタルで非常に私好み。このアルバムが初お披露目となったトニー・マーティンの歌唱もロニーに負けておらず、非常に好感が持てる。
PVにもなった「THE SHINING」なんかこのテの音が好きな人にとっては垂涎モノの素晴らしさ。従来のサバス路線を期待するなら「ETERNAL IDOL」、疾走感のあるHRなら「HARD LIFE TO LOVE」や「LOST FOEVER」という様に、前作に近い雰囲気の作風かと。

で、肝心のレイ・ギランVerはというと、歌メロに関してはトニー・マーティンはレイの歌唱そのままのスタイルで歌ってるから大した違いは感じられない。なので、声質でプロデューサーは判断したのではなかろうか?レイの声質はカラッとした伸びのある声に対して、トニーのそれは湿り気を帯びた英国的な雰囲気を感じさせる。まあ、どちらも素晴らしいパフォーマンスである事は間違いないけど、バンドのイメージとしてはトニーなんだろうなあ。
しかし、このままレイがサバスに残っていたならどーなってたんだろうか?バッドランズや初期のブルーマーダーにも参加してない事になるので、当時のHM/HR界にも多少影響はあったのでは?

...と、レビューしたトコに、今度は「DEHUMANIZER」のデラックス・エディション盤が発売されるとの事。それよりも「HEADLESS CROSS」や「TYR」が先なのでは?


「THE SHINING」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=nLtJo30OGeM&feature=fvsr

「THE SHINING」(Vo:RAY GILLEN)↓
http://www.youtube.com/watch?v=jXukwxwJ9ZE&feature=related

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ume

これまたレイ・ギランバージョンが聴きたくてほしいCDなんですが、まだ買えてません。
You Tubeで聴く限り、トニーマーティンバージョンとほとんど一緒のようですが、やっぱりレイ・ギランは格好良いですね。
ただこのアルバムはあんまり好きな曲がないからなぁ~
悩む・・・

2010年12月13日 22:40

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K.A.E.

某音さんも語ってましたが、「SEVENTH STAR」どっちか迷ったら「ETERNAL IDOL」の方が良い...という意見には同意です。
「SEVENTH STAR」の方はディスク2の音質が良ければお薦めなんですが、オフィシャルであの音の悪さはちょっと...ってな感じなので。

ディスク2のレイ・ギランverの方はレア音源という割りには意外と音が良かったのは驚きましたね。
まあ、このテのCDっていつ廃盤になってもおかしくないんで、お金に余裕のある時にでもチェックしてみたら如何ですかね?

2010年12月15日 22:19

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某音楽馬鹿

さば酢

様式系サバスにこだわりのある人には確かに評判は今ひとつのようですね(私の周囲では大多数が嫌い派でした)、原因はちょっとアメリカ寄りの楽曲かと、でも私は最初に買ったサバスのアルバムなんで思い入れがあります。
まぁ人それぞれですし、聴いてるうちに慣れますよ~(笑)。

2010年12月31日 20:08

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K.A.E.

まあ、サバスのマニアは「オジー期しか認めない」という人もいるくらいですからねえ。
私みたいにオジー期よりもトニー期の方が好きだ...ってのはごく稀ななんでしょうし(苦笑)。リフ中心の初期よりも、意外とアイオミがソロパートで頑張ってるこの時期の方が結構面白かったりするんですけどねえ。

ただ、楽曲的に充実してたかというとそれはまた別な話で、某音さんの語ってる通り、スタイルを変えたら似た様な曲があったりと、アルバム全体では今ひとつな部分も歪めませんが、サバスの歴史でも外せない楽曲もあるから無視は出来ない作品ですよね。

2010年12月31日 20:25

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