Lets Go Do What HappensLets Go Do What Happens
(2004/03/09)
Francis Dunnery

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年明けにいきなりの悲報で少しショックを受けている。
昨年の初夏あたりに報じられていたけど、元ジャパンのミック・カーンが癌で苦しんでるとの事で、日本で彼にゆかりのあるミュージシャン達が治療費目的のチャリティーイベントやCD製作をしていたのは知っていたけど、残念ながらその甲斐虚しく1月4日に永眠されたとの事。
私も年末年始に結構ジャパン関係を聴いていて(レビューでも2枚書いてるし)、実はその4日には偶然にもOIL ON CANVASのDVDを観ていたりする。しかも、元旦にアウトレットのセールに行った際、店内放送で「GENTLEMAN TAKE POLAROIDS」が掛かって珍しいなあ...と思ってた矢先。何か、偶然にしちゃあ予兆が多過ぎ。末期癌だったというのは報じられていたので、いつかこの日が来てしまうんだろうなあ...と思ってたけど、その時が来るとやはり残念でならない。
シンプルながらも個性的な音で存在感を出すベーシストは、ビリー・シーンみたいな音数が多いタイプとは真逆だけど、その”間”を上手く使えるセンスはなかなか真似出来ないと思う。また彼は音楽的な教養は全く皆無で、譜面が読めなくてもあれだけの事をやってのけるはホントに才能なんだなと思う(確かプリンスも譜面読めないと言ってた様な)。謹んで彼のご冥福をお祈りします。


さて、今回のお題は久々にフランシス・ダナリーの4thアルバム「LETS GO DO WHAT HAPPENS」。
先日のデヴィッド・シルヴィアンのアルバムを聴いていて、ジャズっぽい雰囲気の楽曲がなかなか心地良かったので、それに似た雰囲気のモノはないか?と探ってたら、このアルバムにも「RIDING ON THE BACK」が近い感じだったので久々に取り出した(まあ、こっちの方はシルヴィアンの楽曲よりももっと聴き易いけど)。本格的なジャズは今は聴かなくても良いと思ってるけど、こういう軽いノリで聴けるのは少し斬新で少し刺激的でもあるから面白いと思う。

ジャズっぽい雰囲気のはこの1曲だけで、他の曲は普通に従来のフランシスの路線だけど、前作「TAL BLONDE HELICOPTER」のアコースティックを基調とした路線はここでは2~3曲程度に抑えられ、普通のロックのスタイルに戻っている。
しかし、ただでは戻ってこないのはこの人の面白いトコで、このアルバムに路線が一番近いであろう2nd「FEARLESS」とはまた違った世界観があるのも特出すべきトコかと。全体的にシャープで洗練された音だけど、如何せん地味かな?

このアルバム以降、ロックっぽいアプローチから徐々にシンプルなスタイルに移行していくけど、たまにはこういうアルバムも作ってくれないかな...と切に願う。まだまだやれるのに、何か勿体無いんだよなあ...


「MY OWN REALITY」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=aWgoODettps

「RIDING ON THE BACK」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=LIy07tv9Px0&feature=related
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HOOKED / GREAT WHITE (1991)

DEAD BEES ON A CAKE / DAVID SYLVIAN (1999)

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comment avater

某音楽馬鹿

おぉ~

ミック・カーンさんも亡くなられてたんですね、もういい加減、各国は兵器開発にお金使わずに癌の特効薬の開発に全力を注いで欲しいな~と柄でもない事を考えるくらい癌で多くのミュージシャンが亡くなってますね、最近。兵器はいつでも作れるけど生きてる人間はいつ病気になるか分かんないのに。

話は変りますが、この前の大阪遠征でイット・バイツの新しいライヴ盤見つけました、どーしよーかな~って思いつつまだ買ってなかったりしますが、買ってたら感想きかせてくださいませ。
新Voさんでジャケは白い服を来たメンバーさんがステージに立ってるというジャケでした。

2011年01月23日 18:29

comment avater

K.A.E.

素晴らしいコメントですね。確かに、これだけ時代は急速に進化しているから癌の特攻薬なんて出来てもおかしくないのに、未だに開発されてませんし。
ミック・カーンもそうですし、先日のY&Tのベースの方も癌ですもんね。こうした悲報はホントに居た堪れない気持ちなんで、某音さんのコメントに同意ですよ!

イット・バイツのライブ盤は、再結成後のアルバム「THE TALL SHIPS」の楽曲を収録した2枚組ライブ盤ですね。
私は昨年のライブの時に疑問符が付く感じだったので、イマイチ乗り切れてなく未だに購入してません。
でも選曲も良いし、演奏も文句無いと思うので購入しても大丈夫だと思いますよ。

2011年01月26日 22:55

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