極悪レミー OVERKILL EDITION(初回限定生産) [DVD]極悪レミー OVERKILL EDITION(初回限定生産) [DVD]
(2011/03/09)
レミー・キルミスター、フィル・キャンベル 他

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東日本大震災から約1週間。毎日仕事に行ってやってる事は同じでも、生活では計画停電があったり、ガソリンスタンドでの大渋滞やコンビニ/スーパーでの品不足だの、徐々に変化が見られている。
被災地の方々の暮らしに比べれば全然大した事ないけど、それでも不便な生活になってしまったな...と実感。
それでも通販の方のは大分改善されたみたいで、今日なんかもHMVからのメールで通常発送が可能になったと。勿論東北の方は無理だけど、なるべく早急に被災地の方々の生活が元に戻る様にと願わずにはいられない。

先日、某音さんのブログでこのDVD購入されたのをチェックして、やはり直ぐに観たくなってしまったので、早速密林サイトにて購入。ご存知、モーターヘッドのレミー・キルミスターのドキュメンタリー映画「極悪レミー」(原題:LEMMY 49%MOTHERF**KER. 51%SON OF A BITCH.)←如何にもレミーを表わした、超カッコいいタイトルだ!

しかし、何故今になってレミーのドキュメントを映画化しようなんて思ったんだろうか?同世代のミュージシャンに比べて露出が極めて少ないし、こういっちゃ何だけどモーターヘッドの全盛期はとうの昔に過ぎている、しかしHR/HMのファンはレミーを当然の様に知っている。思えば不思議なミュージシャンだよなあ。

私もモーターヘッドのファンではないけど、この人の魅力は言葉で伝えるのは難しいかと。以前レビューした「ヘッドバンガーズ・ジャーニー」でのコメント集を観て、強面なのに意外とお茶目だなあ...と感じていたので、この映画の存在を知った時は是非観たいとは思っていた。

で、早速観てみたのだけど、冒頭でいきなり散らかってる自分の部屋でTVゲームを嗜む御大が...還暦過ぎたオヤジが自宅でTVゲーム!?という、思いっ切りミスマッチな映像に最早釘付け(笑)。

で、日常や彼自身の過去話、他のミュージシャンの証言などがこれでもか!とばかり見せ付けられるのだけど、ホントに興味を惹く内容ばかりで、最後まで目が離せない。
私が特に印象に残ったのは、レミーの息子のシーン。この部屋での一番の宝物は何ですか?との問いに「息子だ」と語るレミーは普通に父親の姿だし、またその言葉を聞いた息子が「この父親からこんな言葉が出るとは思ってもいなかった」と語るシーンも良い。

またCD屋で普通にビートルズのCDーBOX探してたり、家で料理してたり(笑)、これだけ長いミュージシャン稼業なのに二部屋のアパートの家賃払って暮らしてたりと、至って普通の人達と余り変わらない生活をしてるのにも驚かされた。某音さんも語ってた通り、ホントに地に足が着いてる人なんだなあ。

またレミーのコメントが要所×2に面白く、それがまた魅力を際立たせてる。
爆笑モノなのが、息子に対して

レミー:いいか、大人になってどんな事があってもヘロインには手を出すな。約束だ、絶対だぞ。
息子:うん、分かった。約束するよ。
レミー:よし。どーせやるならスピードにしろ。そっちの方がずっと良いぞ。

...こんな感じ(爆)。
他にも、息子の彼女と自身の彼女を混ぜて親子仲良くスワッピングやったり(爆)数年前に患った糖尿病の薬と血圧を下げる薬をジャックダニエルのコーラ割りで流し込んだり、常人とはまた違うレベルもレミーだったら「ああ、なるほど」で納得(笑)。
また新旧問わずミュージシャンからここまでリスペクトされてるとは思わなかった。確かにロックの生き字引みたいな感じだし、デイヴ・クロールが語ってた様に、金持ちになったキース・リチャーズよりも、説得力が違うというのも頷ける。
80年代にポーザーとして世間から嫌われてたポイズンのCC・デヴィルみたいなミュージシャンでさえ、一緒にジャムってしまうこの懐の深さは、彼の人柄そのものなんだろうなあ。

この映画は、レミーを知らない人達が観た方が絶対に楽しめると思う。奇人で知られるオジーでさえ「アイツはおかしい」とまで言わしめる(笑)この人の魅力が存分に詰まってる。
誰もこういう生き方は出来ないだろうし、誰にも真似が出来ない。ましてや彼の代わりなんて誰にも出来やしない...こういう人には、ホントに長生きしてもらいたいモンだ。


予告編↓
http://www.youtube.com/watch?v=l_7h9t6zsJ8
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comment avater

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れ☆みぃ

買われましたか!、凄い良かったですよね、この人も還暦過ぎてるんでもう何年活動できるか分かりませんが、絶対に現役のうちにライヴ観ようと思ってます。
それにしてもこの人の生き様、尊敬はしますが身内には居て欲しくない人です(笑)、こういう生き方も憧れますが普通の人が真似したら間違いなく死ぬと思うんで、お勧めはできません、ジャック・ダニエルのコーク割り(笑)作ってみましたが確かに凄い美味くてどんどん行って気が付けばボトル半分なんて事ありましたが、こんな事毎日してたら死ぬと思いました(笑)、くれぐれも真似はしないように(体験者談)半分空けた時点で腰が抜けました(笑)

2011年03月25日 21:17

comment avater

K.A.E.

私も若い頃は鉄板でしたね>ジャックのコーク割り
ただ今も昔も下戸なので1杯が限度ですが(笑)。レミーの作る”コークのジャック割り”はとても飲めないと思いますが(大汗)。

それはともかく、今までアンヴィルやメタリカ、ラッシュなどのミュージシャンのドキュメンタリー映画を観ましたが、内容的には一番面白かったと思いますね。まあ、どれもスタイルが違うから比較するモノでもないんですが...それもレミーの人間性に魅力があるからなんでしょうね。

近いウチにオジーのドキュメント映画も出来るらしいのでそれも楽しみですが、この映画のお陰で更にミュージシャンの映画が作られそうですね。キッスやモトリーなんかやりそうな気がしますが...

2011年03月27日 18:32

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