ダーク・デイズ・イン・パラダイスダーク・デイズ・イン・パラダイス
(2011/06/08)
ゲイリー・ムーア

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先日、シン・リジィのデラックス・エディション盤と一緒に頼んでおいたこのCDも一緒に到着。当時はゲイリー・ムーアの新機軸として注目され、賛否両論を引き起こした1997年発表の「DARK DAYS IN PARADISE」。今までCD持ってなかったのと、3ヶ月限定での旧譜¥1500価格&2002年デジタルリマスター盤という事で。

このアルバムが発表された当時、友人がいち早く購入したんで早速聴かせてもらったのは良いけど、それまでの間暫くブルーズアルバムばかり作っていた御大が、ここに来て何故この様な作品を作ったのか全く理解出来なかった。80年代までのHR路線には戻らず、かと言ってブルーズ路線もマンネリ気味となれば新たな領域に進むのも分からない気がしないでもないけど、それにしても...ってな印象だった。

従来の路線を感じさせる楽曲は「LIKE ANGELS」と「BUSINESS AS USUAL」の2曲くらいで、後はドラムン・ベースを主体としたテクノロジーを駆使した楽曲群。1曲目の「ONE GOOD REASON」からいきなりVoにエフェクト掛けまくりで意表を突かれる。
この当時のインタビューで御大は「ブルーズアルバムを作るにも、ネタが無かった」とか、お気に入りのミュージシャンにマッシヴ・アタックなどを挙げてて、路線を変更にするには十分な動機付けもあったみたい。また御大の娘が嵌ってたのもこのテの音楽という事で、自分でも試したくなったんだろうなあ。

でもまあ改めてよく聴くと、上っ面はデジタルっぽい雰囲気に覆われてるけど、骨格はR&Bっぽい感覚だったりC&Wっぽいモノだったりと、HRは演ってないけど”演奏ありきの上で”の作られているのがよく分かる。「WHERE DID WE GO WRONG?」の後半ではお得意のギターソロも延々収録されてるし、それなりに聴き所が多いのもよく分かる。

このリマスター盤にボートラが2曲収録されているのだけど、どちらも御大の過去の楽曲には無かったタイプで「BURNING IN OUR HEARTS」はジャミロクアイっぽいダンサブルなナンバー、「THERE MUST BE A WAY」は何とレゲエである。コレには驚きを隠せない。

御大の長い活動の中でも異彩を放ってる作品である事は間違いないかと。新たに聴き直してみて、ようやくこの作品の内容が理解出来たかな?と思う。続く次作でこの路線は止めてしまうけど、その次作はまだ未聴なんで是非聴いてみたいと思った。


「I HAVE FOUND MY LOVE IN YOU」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=91zponO35co&feature=related

「LIKE ANGELS」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=Apjm-zazd6s&playnext=1&list=PL94AC0C711A2E8C56

「ALWAYS THERE FOR YOU」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=CxoTLVjS8DA&feature=related
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comment avater

某音楽馬鹿

持ってないっす

コレは持ってないです、聴いてないんで何とも言えませんが、聴いた人の感想や某マゾンのレビューから、悪い予感しかしなかったんで(笑)。
そうしてこの存在を忘れて今に至りますが、マッシヴ・アタックも大好きな私は聴いておいた方が良いのかな~。

2011年07月31日 10:00

comment avater

K.A.E.

従来のゲイリーの作品群を想像すると肩透かしくらう事必至です(笑)。しかし某音さんは前情報も知ってますし、色んなジャンルを聴いているので、こういう音にも理解はあると思いますよ。
ただ、彼がこのテの路線をやるべきか?となると、結構疑問だったりしますね。そういった意味では一時期のジェフ・ベックと被るモノがあります。
今は¥1500で売ってますんで、コレクションするのには良いタイミングかと。聴いたら是非感想聞かせてくださいね!

2011年07月31日 17:17

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