ジェネレイション・スワイン(紙ジャケット仕様)ジェネレイション・スワイン(紙ジャケット仕様)
(2005/10/26)
モトリー・クルー

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やっと今日から6日間、正月休みに入りました。残業続きで交代制の仕事なんで時間のズレが酷いので、この連休はゆっくりのんびり過ごすつもり。元旦に実家帰って、翌日の厄払いに行くくらいしか用事もないんで、ちょっと散財しそうな雰囲気はあるけど(笑)。

で、先日「もう買わない」と宣言したHMVのアウトレットから70%引きセールのメールが届いたので、何気に見てたら探してたアメリカのプロレスDVDが激安で売られてたので、迷わずポチってしまい(...あの宣言は一体何だったんだ?)他にも...とチェックしてたら、このCDも紙ジャケ+ボートラ収録という事で¥840にて捕獲。
約1週間掛けて(この遅さは相変わらず...)今日ウチに届いたので、早速聴いてみた。モトリー・クルー、1997年発表の通産7枚目に当たるオリジナルアルバム「GENERATION SWINE」。

当時も発売日に直ぐ手に入れたんだけど、当時は楽曲がどうこうと言うよりもヴィンス・ニールがやっと復帰したという事実の方が驚いたモノで、あれだけ長い間お互いに貶し合いしてたので絶対にもう4人揃う事はないだろうと思ってたから、まさかのヴィンス復帰は大事件だった。
ヴィンス復帰の経緯は、彼等の自伝「THE DIRT」を読んで大体の筋は分かったのだけど、ヴィンスもバンドも両方共、お互いを欠いた作品がヒットしなかった事が原因でヨリを戻したという単純な話じゃなかったのは意外だったな。最初のミーティングではお互い喧嘩腰だったみたいだし。

で、バンドの方はヴィンスのいない間ジョン・コラビと1枚作ってたけど、このアルバムも元々はコラビが歌う予定だったモノを、ヴィンスが戻ってきたので結果ヴィンスが歌うハメになったモノなので、随所にコラビっぽい雰囲気を感じさせるという何か妙な感覚が残ってしまった様な気がする。「ANYBODY OUT THERE?」や「FLUSH」なんかは特にそれっぽい。
しかし、ヴィンスが歌えばやっぱモトリーっぽい雰囲気になるのは当然なので「A RAT LIKE ME」や「BEAUTY」、「AFRAID」や「GENERATION SWINE」を聴くと「ああ、やっぱ彼等は戻ってきた!」と感じさせる。

だけど、このアルバムは思った以上にヒットはしなかった...原因は中途半端なプロダクションのお陰だろうなあ。今回聴いてて思ったのは、プロデューサーのスコット・ハンフリーは明確なヴィジョンが無かったんだろうと感じた。インダストリアルっぽい音にオルタナっぽい雰囲気、でもバンドはHR/HMバンド...とくれば、何処に向かってるのか全く見えなくなるは当然かと。

せめてヴィンスが製作の初期段階に携わっていれば少しは変わっていたとは思うけど、当時はバンド内でも派閥が起きてたみたいで、ミック・マーズはスコット・ハンフリーに遣り込められて出番削られたお陰で何時辞めてもおかしくなかった状況だったみたいだし、トミー・リーがスコット・ハンフリーに吹聴されて周囲の意見を聞かなくなってしまったりと(トミーは結局、この後に自分のユニット作ってアルバム出して、結局脱退したし)まとまっていない状況がモロに反映されていたと思う。

という訳で、一番の功罪はスコット・ハンフリーで決まりかと(笑)。ミックがボーナストラックの「KISS THE SKY」が好きだとインナースリーヴで語ってるけど、元々この曲は「FLUSH」の原型で、「FLUSH」ではギター削られ過ぎてあんな形になってしまったけど、こっちの「KISS THE SKY」の方がよりハードで全然カッコイイ作りだと聴いて思った。やっぱ時代に沿ったモノに仕上げたのは間違いかと。

でも、前作のコラビ・クルー同様、先入観無しで聴くとカッコイイと思わせるのはさすが修羅場を潜り抜けてきたバンド...と感じさせる。PV集のDVDでニッキー・シックスが「この2枚は今からでも聴き直してくれ」と言ってたけど、ホントにちょっと時代が早過ぎたんだろうなあ~。

先日ヴィンスがツイッターで「来年2月にバンドを抜ける」と発言したらしいけど、今度はニッキーが同じくツイッターで「バンドの終焉が近い」と発言した事から、もうホントにヤバいんだろうか?ミックも病が深刻らしいし、もうバンドとしてやり尽くした感もあるから、一度区切りを付けてまた大々的に復活してくれれば良いんだけどなあ。


「AFRAID」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=iG_j1v60YJA

「KISS THE SKY」↓
http://www.youtube.com/watch?v=qtT6siahYmw&feature=related

「SHOUT AT THE DEVIL '97」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=x3CNZ7iod9s
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comment avater

某音楽馬鹿

もとりー

年末年始はCDやDVDの消化に必死で何聴いたかも思い出せない(意味無いし!)状態でした。
突然、久しく会ってなかった知人から「広島に行こうや」とか言われる(っていうか私が向こうの地理に詳しいって事で昼飯代向こう持ちの実質道案内だったですが)っていう事もありましたが、平和な年末年始でした、悪いんで1食だけ奢ってもらってあとは辞退して自費でしたが。
あ、音楽は平和とは程遠い爆音でした。

モトリーのこの作品、どーしても好きになれないんですよね、コレならジョンさんの歌った前作の方が好きなくらいで・・。
ベストにもあんまり入ってないし、発売前の期待が大きかっただけに・・まぁこんなもんかな・・と。
でも良い曲は何曲かありますし、パッと出の新人には作れない作品ですね。

2012年01月22日 14:41

comment avater

K.A.E.

必死で聴いても何聴いたか思い出せない...って、どんだけ過酷なんですか?(爆)まあ、某音さんの購入量なら何となく理解も出来るんですが...また色んなジャンルの作品もあるだろうから、気分の切り替えとかも大変そうですよね。

確かに私も最初聴いた時は、ヴィンスが戻ってもこんな程度なの?って思いましたが、前作同様にモトリーという先入観を取っ払って聴くとこれほどカッコイイ楽曲はないと思える様になりましたね。しかし「FLUSH」と「CONFESSIONS」は今でも好きになれません(苦)。
むしろ次作の「NEW TATOO」の方が地味に感じたくらいです。

2012年01月23日 12:47

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