神-帰ってきたフライング・アロウ-神-帰ってきたフライング・アロウ-
(2007/10/03)
ザ・マイケル・シェンカー・グループ

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前回のイット・バイツの新作と共に頼んでおいたマイケル・シェンカー・グループのクリサリス・レーベル時代の6枚のアルバムを5枚組に収めたCDセット「THE CHRYSALIS YEARS(1980-1984)」も、遂に届いた。
ホントはもっと早く届くハズだったのだけど、他のCDが延期になったりしたのでその分手に入るのが遅くなってしまったと。

以前レビューしたUFOの5枚組と同じ仕様なのだけど、こういう旧譜を一気にまとめて安く提供してくれるのはリスナーとしては非常に有り難い事で、ましてやUFOみたいにまともに聴いた事ないバンドの作品群なら購入意欲もそそられるというモノ。
まあ、UFOに比べるとMSGの方が間違いなく馴染みはあるけど、考えてみりゃ今までCD1枚も持ってなかったので(テープとブートでは数本あるけど)やはり良い機会という事で購入。マルチバイ適用で¥1506でした。
全69曲入ってるので、換算すると1曲あたり¥21.8也...非常に有り難い事です(笑)。因みに全曲2009年リマスターを使用してるので音のクリアさも問題なし。

ともかく、何で今の今までMSGをレビューしてなかったというと、CD持ってなかったからと言うのが筋なんだけど、それ以前にミュージシャンとしては素晴らしい才能を持ちながらもドラッグやアルコールに溺れて自分自身を壊してしまった人という認識を持っており、挙句の果てには日本公演にて2曲目の途中でさっさと引き上げてライブを中止するというナメた行動のお陰で、この人に対して良い印象が全く持てなくなってしまったのだ。

しかし、この5枚組は間違いなく彼のキャリアの中でも最も輝かしい時代でもあるし、また当時の様なこういうスタイルのHRが近年全く聴けなくなってしまった事もあって懐かしさもあって今回購入しレビューすると。

まずはMSGとしての1980年発表のデビューアルバム「MICHAEL SCHENKER GROUP」。邦題は「神ー帰ってきたフライング・アロウー」。
UFOを脱退後、当時は兄ルドルフのいる蠍団に再加入する様な噂や、当時ジョー・ペリーの後任としてエアロスミスに加入か?という噂もあったくらい(今考えると、普通にゴシップとしか思えない話だけど)注目されていた存在だったみたいだけど、当の本人は自身のバンドを結成する事に落ち着き、当初のメンツはゲイリー・バーデンとシェンカー、そしてビリー・シーンとデニー・カーマシーという強力なリズムセクションだっらしい(!)。
しかし、ここでもシェンカーのアルコール/ドラッグ問題が尾を引いて、結果的に2人は脱退しサイモン・フィリップスやドン・エイリーなどの助けを得てこの作品を完成させたという経緯があったらしい。

シェンカーがそんな状態な割りには、HRアルバムとしての完成度が高かったのはやはり彼の天才振りがこのアルバムで十分証明されたという事かと。冒頭2曲「ARMED AND READY」「CRY FOR NATIONS」で掴みはOK、しかも当時レコードでのB面の冒頭を飾る「INTO THE ARENA」や締めの「LOST HORIZONS」で最後までマイケル・シェンカーに求められているモノ全てがここにあると言っても過言ではないかと。リアルタイムで経験した人にとってはかなり衝撃的だったと思うなあ。
このCDのボーナストラックで当時のマンチェスター・アポロでのライブが収録されているのだけど、そこでの「ROCK BOTTOM」のギター引きまくりは正に圧巻の一言(10分もある)。

個人的に好きなアルバムは3rdアルバムなんだけど、楽曲の充実度を考えるとこの時期が一番ベストだったのでは?正に、天才プレイヤーによる衝撃のデビューアルバムという名に相応しい作品だと思う。


「CRY FOR THE NATIONS」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=rzNQa6kDkv8&ob=av2e

「INTO THE ARENA」ライブ1981(コージー・パウエル!)↓
http://www.youtube.com/watch?v=EGY0KEGVK6Q

「LOST HORIZONS」(同ライブ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=22RdpmXWWg8
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某音楽馬鹿

かみ

私も3作目結構好きですがやっぱり1作目が最高です、ゲイリーさんもいい味出してるし何と言っても名曲の多さが凄いです。
人間的には褒められた人じゃないですが・・って常時ラリってた時の印象が強すぎるのかな~、あれだけ薬やってたら誰でもあんな感じになりますって。
今はあんまり無茶やってなくてちゃんと弾ける様に練習もマメにしてるって言ってたし、結構私より健康的な生活してたりして(笑)、最近の絶好調ぶりからそう思います。
でもよく今まで死ななかったな~っていう人のうちの一人です。

2012年04月16日 21:02

comment avater

ume

私のハードロックの原点です。
MSGは3rd、4thも良いけど、この1stと2ndがやっぱり名盤だと思います。
本当の意味での神マイケル・シェンカーのギターが聴けるのもUFOのアルバムから2ndまでだと思っています。

でも私はマッコリー・シェンカー・グループも大好きです。
特に「SAVE YOURSELF」は超おススメです!!
私がマイケルを知ったきっかけのアルバムですし、今でも年に何回かは聴きます。
最近のアルバムはもう救いようもありません(失礼!)が、「WRITTEN IN THE SAND」まで(ライブアルバムはその後も良いものあり)は聴く価値はあると思いますよ。

2012年04月16日 23:43

comment avater

K.A.E.

>最近のアルバムはもう救いようもありません
恐ろしいくらい辛辣ですね(爆)。でも、ファンだからこその意見なんでしょうね~。

私はギタリストとしての腕は当然認めてるものの、思い入れが強いミュージシャンではないんでこういう評価になりますが、やはりVoに強力な人(まあ、ある意味ゲイリー・バーデンは強力なんですが/笑)がいれば格段にスケールアップが出来たと思ってるので、ホントに勿体無いなと。
だって、この頃に話題になったVoといえばデヴィッド・カヴァデールや蠍団のクラウス・マイネなど素晴らしいVoばかりだったのに、何でよりによって...(以下略)個人的にはロニーとやって欲しかったですね。

なので、私が3rdが好きな理由なのは”やっさん”が歌ってるトコに理由がある訳です。

2012年04月17日 12:16

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