Lamb Lies Down on BroadwayLamb Lies Down on Broadway
(2009/03/05)
Genesis

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先週からの不調がどーやら風邪の症状に変わったらしく、先週はずっと喉が焼ける様に乾上がってしまい、おまけに鼻づまりも引き起こして呼吸するのも疲れてしまう。夜勤週だったのが救いで人と余り会話しないで済んだのが良かったけど、仕事場が埃が舞って機械の熱で暑さも伴うトコなので、快適じゃないトコも風邪の原因の一つかと。
お陰様で、昨日と今日とゆっくり静養に務めているけど、早く治って欲しいモノだ。せっかく大型連休も控えているのに体調不良で何も出来ないほど悲しい事もないしね。

さて、そんな感じなので仮眠取りながら音楽を聴く事に没頭出来るので、ちょっと前に購入してなかなかじっくり聴く事が出来なかったジェネシスの2枚組「THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY」(邦題:眩惑のブロードウェイ)を今回はチョイス。

以前の「FOXTROT」と同様に、DVD付SACD盤ではなく2008年リマスターの輸入盤を購入したのだけど、アマゾンのマケプレにて送料込みで¥1000弱で購入出来たのは非常に良い。
2枚組だからこの値段だけど、他の1枚のみだと1枚¥1000もしないのでこうした過去の作品をお手軽に聴ける状況にあるのは凄く助かるなあ。
本来ならこのリマスターシリーズが国内盤で発売されていれば対訳も付いてるだろうし、ちょっと高くてもそっちを買うのだけど、今のレコード会社は資金不足で何処も体力がないから今後出る事もないんだろうなあ。この作品こそ対訳と向き合って聴くべき作品なんだけど...

結果的にこの作品でバンドとしてやり尽くした感のあるバンドの顔だったピーター・ガブリエルは脱退する事になるのだけど、その最後の作品がコンセプトアルバムというのも如何にもピーガブらしいと。
対訳がないので詳細は判らないけど、主人公が自己空想の中で様々な人達と出会って自我を取り戻す(?)的な内容らしいのだけどそこはさすがピーガブ、そんな単調な内容で終わるハズもなく色々と難解な内容も織り交ぜて、英語圏ではない人間にはちょっと理解出来ない世界観を展開してます。

自分のパートを大幅にカットされて前作の内容にかなり不満が残ったピーガブ、自分が主導権を取り戻してこのアルバムを作ってみたは良いけど、それが逆に自分自身に圧力を掛ける結果になってしまったお陰でバンドを脱退するという流れは、今思うとイット・バイツを抜けたフランシス・ダナリーとちょっとダブる印象を受けた。
ともあれ、それまでのジェネシスのスタイルは残っているものの、全体的にはバンドの作品というよりはピーガブの作品として捉えた方が良いと思う。牧歌的ではあるものの、何処か冷たいものを感じる作りがよりソロっぽい雰囲気かと。
ただ、2枚組だけど曲がバラエティに富んでるので集中して聴かない限り、結構アッと言う間に聴けてしまうのはさすがな作りかと。リマスター効果のお陰か、ギターのトーンやメロトロンの鳴りなどかなり音が綺麗なのも驚いた。

でも一つ苦言を残すと、これを初ジェネシスで選ぶのは結構キツいと思う。プログレとは...的なモノならまだしも、ジェネシスをこの作品で語るのはちょっと無理があると思う。その点では最初に「INVISIBLE TOUCH」から入ったのは良かったかと(とはいえ、あれもジェネシスを語るには不十分だけど/笑)。

しかし、ホントに面白いバンドだ。これまで3枚聴いたけど、どれもスタイルこそ違えど一貫してジェネシスと判るのはそれだけバンドとしての個性が強いからなのだろうか?
このアルバムに関しては、私的には決して一番にチョイスするアルバムでない事は確かだけど、聴いてて全く飽きさせないという点ではかなりの高評価になると思う。恐るべし、ピーガブ...


「THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=y1UT8N5obbQ

「ANYWAY」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=o6PgtGoahcU

「THE CHAMBER OF 32 DOORS」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=mTby-nfFd1I
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AIRPLAY / AIRPLAY (1980)

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某音楽馬鹿

ぢぇねしす

これは・・持ってなかったと思います(思いますっていうのは今、片付けしててプログレの棚がクリムゾン状態なんで)POP路線の時のは集めたんですけどね~。
ピーターさんもソロ活発にやってるみたいだし安いのあれば買ってみます。

2012年05月04日 11:52

comment avater

ume

ピーガブ時代のジェネシスのアルバムの中では好きな一枚です。
良い曲も多いと思います。
ただアルバム一枚として考えた場合、名盤とは言えないかなと思います。
ピーガブ時代のジェネシスが苦手な私の意見は参考にならないと思います。

ピーガブはソロの方が良いし、ジェネシスはフィル・コリンズの方が好きです。
「WE CAN'T DANCE」とか中古にいっぱい置いてありますが、MARILLIONにも通じるところがあって、かなり良いです。

2012年05月04日 23:25

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K.A.E.

umeさんの語ってる通りで、私もコレが一般的に名盤扱いとなっているのはちょっと疑問ですね。コンセプトアルバムだからって事もありますが、それ以前に曲数が多くて焦点が定まってない気もしますし、これならまだ「FOXTROT」の方がアルバムの全体像が定まっていると思います。

ただ、やはりピーガブの存在感はハンパないですね。この作品の難解さは彼特有のモノだと思うし、彼が脱退した後の作品でそれが証明されていますし。

「WE CAN'T DAMCE」は確かにマリリオンっぽい雰囲気がありますね。私はリアルタイムで聴いて前作との大きな違いにがっかりしてそんなに聴いていませんが、当時はマリリオンも聴いてませんでしたし、今聴くと大分印象の変わる作品だと思ってます。

2012年05月05日 22:11

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