Selling England By the PoundSelling England By the Pound
(2009/02/19)
Genesis

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先日、アマゾンのマケプレにて注文したジェネシスの3枚のCDをやっとじっくり聴ける状況が整ったので、まずは「SELLING ENGLAND BY THE POUND」(邦題:月影の騎士)を今回はレビューしようかと。

ジェネシスのオリジナルアルバムとしては6枚目にあたる本作。マニア的には本作を最高傑作に挙げる人も多い人気作との事だけど、一聴した時は「何でこれが最高傑作なんだ?」と思った。
やっぱプログレ期の彼等の作品を最初に聴いた「FOXTROT」のインパクトが大きかったせいか、このアルバムで聴ける音は如何せんソフト過ぎる印象を受けた。ジャケットと音楽性は見事に合ってるとは思うけど。

しかし、何度も聴いてるウチに何故かハマってしまうのは何故だろうか?確かにプログレ特有の変拍子もバリバリ入ってるし、全体的に優しい雰囲気なので聴き易いという利点はあるけど、何よりもこのアルバムで一番感じるのは如何にも英国的な音かと。

冒頭の「DACING WITH THE MOONLIT KNIGHT」から幻想的な雰囲気に持っていかれるけど、そこはジェネシス、ただでは終わらない。途中から怪しい雰囲気に変わって、結局何だか判らない感じに(笑)。それは「BATTLE OF EPPING FOREST」でも同様の世界観を受けた。歌詞は輸入盤なので詳細は判らないけど、ピクニックとか言ってるのは一体何なんだ?(笑)

しかし「FIRTH OF FIFTH」や「MORE FOOL ME」、「THE CINEMA SHOW」あたりで聴ける牧歌的な雰囲気はそれまでの怪しい展開は感じさせず、むしろ余りに普通過ぎて肩透かしを食らってしまった。多分、この辺がピーター・ガブリエルがこのアルバムを好きじゃないと語ってる理由なのかも(その反動で、次作でやり過ぎたんだろうなあ/笑)。
逆にフィル・コリンズがこのアルバムを気に入ってるというのも、後のお互いの方向性が垣間見えて面白い。

私にとっては彼等の最高傑作だとは思わないアルバムだけど、メロディの美しさは極上だと思う。また、よく引き合いに出されるマリリオンやイット・バイツなどのバンドに通ずる部分が非常に感じられた。

しかし、このバンドのプログレ期はホントに面白い。メロディの美しさと怪しさが同時に楽しめるのはこのバンドならではのモノなんだろうな。今まで聴かなかったのが不思議なくらい、好みの音楽性だと思う。


「CING WITH THE MOONLIT KNIGHT」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=r0Spl1cOf-o

「MORE FOOL ME」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=jUrG2i7QGeo

「FIRTH OF FIFTH」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=SD5engyVXe0
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