クロックワーク・エンジェルズクロックワーク・エンジェルズ
(2012/06/13)
ラッシュ

商品詳細を見る


待ち望んでた、現在世界最高の3ピースバンドであるラッシュの約5年振り、通産20作目にあたる新作「CLOCKWORK ANGELS」が届いた。

70年代から80年代までの異様なハイペースなリリースパターンからすると、この5年という期間はちょっと待たせ過ぎにも感じるけど、区切りながらも前作「SNAKES AND ARROWS」ツアーと「TIME MACHINE」ツアーに伴うライブアルバムとDVDリリースがあったので、意外とバンド不在の寂しさは感じなかった。
特に「TIME MACHINE」ツアーの映像にはテンション上がりっぱなしだったので、あれから1年経たずに新作を届けてくれたのは興奮を持続させるに十分なモノだったと思う...って言うか、ラッシュは常に車内やi-podで散々聴いてるので、ずっとテンション維持は出来てるのだけど(笑)。

さて、内容はその「TIME MACHINE」ツアーでも先にお披露目されていた「CARAVAN」「BU2B」の2曲が冒頭に配置されているのだけど、既に聴いてる楽曲なので作品の大体のイメージは想像出来ていたつもりだったのだけど、実際は半分裏切られた感じだ。但し、良い意味での話だけど。

まず耳を惹くのが、ストリングス・アレンジの導入。過去の作品でもここまで大胆に入れた事はなかったのではなかろうか?その柔らかの音像はヘヴィな前述の2曲には聴こえてこないので、これには非常に驚かされた。
あとライナーノーツでニール・パート本人が語ってる通り、今回のドラムパートは決められたモノではなく即効性を活かしたという事もあって、過去のアルバムとはまた別の激しさを感じる事が出来た。

楽曲に関しては、前作にあった内省的な雰囲気は余り感じられず、ヘヴィでありながらも明るくポジティヴな雰囲気を感じる楽曲が全体を支配している。またスチームパンクなるSF的ファンタジーをキーワードとして用いてるので、全体的に近未来的な雰囲気を醸し出してる事もあって、私的には「GRACE UNDER PRESSURE」あたりの雰囲気を感じた。某巨大掲示板では「PRESTO」っぽいという意見もあったけど、私はそれは同意しかねるな(笑)。実際「PRESTO」よりもハードロックしてるし。

しかし、ここに来てこのテンションの高さは何なんだろうか?よく私が大御所ミュージシャンに用いる言葉「もうすぐ還暦なのにこの音は~」という言葉を今回ほど痛感させられた事はない。「HEADLONG FLIGHT」や「CARNIES」なんて60歳近いバンドが出す音か???と。

でも、非常に困った。今年はまだ半分しか経過してないのに、ベストアルバム候補が多くて参った。間違いなくここ数年でのバンドの傑作と断言出来る本作。この前、ゲディ・リーがまたお忍びで日本に来たらしいけど(野球・温泉・京都だったそう/笑)、プライベートじゃなくて本職で来てよ。マジで日本公演やってくれえ~~~。


「CARAVAN」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=SOfh12Rtpyk&feature=related

「HEADLONG FLIGHT」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=ZcFGrWjOX0E

「CARNIES」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=v1tVdpzAtNc

スポンサーサイト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

THE 1996 DEP SESSIONS / IOMMI (2004)

COUNTDOWN TO EXTINCTION / MEGADETH (1992)

comment iconコメント

comment avater

某音楽馬鹿

らっしゅ~

残念ながら注文してるのにまだ届きません、全裸待機状態です(笑)。
内容はゴメンナサイ、まだ読ませてもらってません、真っ白な状態で聴きたいんで、っていうか、つい途中まで読みかけましたけど(危ない危ない)。
でも20作目なんですね~、どんなのか楽しみです、陰陽座の兄上もブログで載せてました、聴いたみたいですがなんとも兄上らしい感想で。

こうなると期待MAXです~。

2012年06月17日 21:36

comment avater

ume

私も聴きました。
最近の作品の中では一番良いかと思います。
ただまだあまり聴き込んでいないので、感想は後ほどで。

DVDで見てたから、①②でつかみはばっちりって感じですね。

2012年06月19日 23:14

comment avater

K.A.E.

umeさん同様、私の友人も「COUNTERPARTS」以来の傑作じゃないか?と語ってましたが、私も同感ですね。
その間のアルバムも、曲の出来にバラつきが見える様になってしまって全体的に散漫な印象があったりするモノもあったので(「VIPER TRAILS」が良い例)今回のコンセプトに従った作風は大正解だったと思います。
インナーでセーソクも語ってますが、アルバム全曲再現ライブ演るんじゃないか?というのも実に頷けますね。

...という訳で某音さん、全裸待機で待つ甲斐ありますよ~!(爆)

2012年06月20日 23:17

コメントの投稿