Heaven & HellHeaven & Hell
(2008/10/07)
Black Sabbath

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まだ購入していないけど、ようやくトニー・アイオミの自伝の日本語訳本が発売された。ホントはオジーの自伝と併せて読むのが筋なんだろうけど、オジーの方は「オジー降臨」の映画を観て、オジー本人が過去の記憶が曖昧だと暴露してるのに自伝とはこれ如何に?って事で(まあシャロンの方が覚えてるんだろうけど)買ってない。またジェイクの事やザックの事がハブかれてると聞いて、やはり政治的な部分もこういうトコで露呈しちゃマズいでしょ?って思ったし。
だから、トニーの方にはちと興味があるんですよ。何であの時代にああいう禍々しい音を出したバンドを作ったのか?と。それと、やっぱリタ・フォードの事も書かれてるんでしょうか?

先日、ロニー時代のサバスの音源を集めた「THE RULE OF HELL」を中古で¥3300で売ってたので即ポチった。この為にデラエディ盤は買い控えていたので、ようやく何時でも聴ける状況になったのは嬉しい。しかもリマスター仕様で「THE BLACK BOX」と同じくライノが担当してるので、クオリティは文句なし。しかもBOXのデザインもカッコイイ。コレと同じデザインのTシャツも買ってしまったし。

ってな訳で、ロニー時代のサバスと言ったらまずはコレでしょう。オジーに代わるロニーの存在感を圧倒的に感じさせる「HEAVEN AND HELL」。

まず、当然ながらリアルタイムでは聴いてないので、発売当時がどんな状況だったのか全然知らないけど、リアルタイムでサバスを追っててコレを最初に聴いた時はさぞかし腰を抜かしたんだろうなあ~と容易に想像出来る。
勿論、唯一無二の存在であるオジーの後任を任せられるシンガーが世界にどれだけいるんだ?ってトコから考えるだろうけど、オジーとは全く違うタイプのロニーを入れた時点でまず驚くでしょう。人によっては冗談か?とすら思うだろうし(笑)。

そしたら、シンガーを代えたら音楽性までもが変わってしまったのにもまた驚いたと思うし。前作から兆候はあったものの、陰鬱で沈み込む様なドゥームっぽさは消え、明らかにロニーの歌唱力によってもたらされた様式美を感じさせるスタイルには、絶対賛否あったと思う。
だけど”ヘヴィ”というスタイルだけは絶対に変わらなかった。コレがサバスにおける重要な事くらい、御大も分かっていた事だろうし。

海外においては、やはりオリジナルメンバーの方がしっくり来るみたいだけど、日本に関してはロニーのスタイルの方が受け入れられたのは間違いないでしょう。ロニーの歌唱力のお陰もあっただろうし、また楽曲のスタイルも聴き易かったと思うし。
あと、このアルバムに関しては捨て曲は存在しないと断言出来る。サバスらしくない「LADY EVIL」や「WISING WELL」ですら強引に聴かせてしまう力がこのアルバムにはあると思う。

御大もラストの「LONELY IS THE WORD」で泣きのギターを聴かせるなど意気込みも感じられるけど、意外にも(?)ビル・ワードのドラミングが冴えてるのがポイント高し。ギーザーが控えめに聴こえるのが勿体無いと感じるくらいだ。


「HEAVEN AND HELL」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=-og87crqsCE

「DIE YOUNG」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=frtJQFe9apw

「LONELY IS THE WORD」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=k-9nUowqroA
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comment avater

ume

名盤中の名盤ですね。
私も大好きなアルバムです。
ロニーが加入して様式美が強くなりましたが、実はロニー以外のサバスのメンバーは意識して路線変更をしたわけではないように感じます。
それはHEAVEN AND HELLのライブで本作の曲を聴いたら、どの曲も昔と変わらないヘヴィなリフ主体の曲だからです。
音作りやロニーの歌の影響であまりそう聴こえませんが、実はそうなんだぁ~って感じました。

2012年09月08日 22:18

comment avater

K.A.E.

ほほぉ~、なるほど。ライブとスタジオ盤の温度差というか、アプローチの違いという訳ですね。確かにリフとか例に取ってみても、以前のサバスとはさほど変わってないトコもあるんですよね。
馴染みやすいキャッチーなリフに、これまた歌いあげるシンガーが...しかも元レインボーって事で従来のイメージを変えるだけのモノが十分揃っていただけの事だったと。

でも改めて聴いてみて思ったのは、やはりオジー期とは別モノとして捉えた方が良いとは思いますね。それぞれの良さがあるだけ余計にそう感じますよ。

2012年09月09日 16:43

comment avater

某音楽馬鹿

さばす

おー、トニー・アイオミ先生の自伝出たとですか!、それはチェックしないと(笑)、でもこの人も絶対オジーさんと一緒で’70年代の記憶飛んでると思うんですけどね~、4人ともヤバかったですから。

このアルバムはトニー・マーティンさんの関係CDの後になって聴いたんで、ロニーさんの暑苦しさが際立った印象でした、名盤なんですけどね~。

サウンドはトニーさんとギーザさんが握ってたんで今までオジーさんの声域では無理だった事をやった結果がこの名作だったのかな~って思います、音色は全然今まで変わってないですもんね。
ちょっと速度が上がってレインボー的なソロが増えたくらいでしょう、オジーさんには歌わせられない曲の詰まったこの作品、オジーさんは当時どんな気持ちで聴いたんでしょうか。

2012年09月30日 11:48

comment avater

K.A.E.

まあ、確かにアイオミさんも記憶が殆ど曖昧な気がしますけど、オジーほどではないかと(笑)。
でも、こういう自伝は値段が高いんですよね。今は買っても読む時間もないし、お金もないんで(苦笑)ちょっと後になりそうですね。

確かに某音さんの語ってる通り、オジーでは出来ない事をロニーなら出来ると思い、作った結果がコレなんだからロニーの才能がよく分かりますね。レインボーのイメージが強かったのに、サバスに加入した途端にバンドの世界観を壊さず、更に独自のモノにするんですから凄過ぎですよ。

オジーとしてはやっぱ面白くなかったでしょうね。バンドをクビにされた挙句、こんな凄い作品作られた日にゃ...でも、だからこそ自身のソロであれだけのモノを提示出来たんですから、オジーも(そしてランディ・ローズも)凄いと思います。

2012年10月01日 23:10

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