トリビュート~ランディ・ローズに捧ぐトリビュート~ランディ・ローズに捧ぐ
(2002/06/19)
オジー・オズボーン

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今日は3月19日。そう、知っての通りランディ・ローズの命日である。
このブログを初めて7年目になったけど、今の今までランディの事は一切書いてこなかった。大体、この日を過ぎると某音サンのブログで彼の事が話題になって、そこで気付いていたりするという。
勿論、非凡なギタリストである事は疑いのない事実ではあるけど、亡くなってから既に30年以上の月日が経ってしまった今、ファンの方には申し訳ないけどやはり風化してしまった部分は歪めないと思う。

因みに私は彼に対してそんなに詳しくは知らないし、リアルタイムで追ってこなかったので思い入れは殆ど無いのだけど、ブラック・サバスをクビになってソロで活動を始めたオジーの最も重要なバンドメンバーであった訳だし、オジーのソロ活動を成功に導いた張本人と言っても過言ではない人物だったので、当然実力は認めている。

そんなランディが25歳でこの世を去って、約5年の月日を破って発表された貴重なランディのプレイを収めたライブ盤「TRIBUTE」である。皮肉にもHM/HR系のミュージシャンが挙ってヒットチャートを賑わした時期だった。
映像も殆ど残ってないし、まして彼がプレイしているスタジオ盤は2枚のみ。そんな伝説のギタリストの実力を知らしめる格好となったライブ盤だけど、まず最初に聴いた時の印象は「結構分厚い音出してるなあ」という意外な印象だった。スタジオ盤聴いて結構繊細なプレイを聴かせるギタリストだと思ってたので、ライブならではの荒々しさも相成って「この人のプレイってラフなスタイルなのか?」と勘違いしたくらいだ。

ライブの時期が時期だけに初期ソロ作からの曲とサバスの曲が収録されてるけど、ランディの実力は十分発揮されてるとは言えない。まあ元々リリース目的で録音されたモノではないし、プレイのミスも結構多い。だけど、そういったモノを全てさらけ出して単にランディのプレイを聴かせるという意味合いでは、これ以上のモノはないと思う。
スタジオ盤よりもヘヴィで荒々しく変貌した楽曲のお陰で、オジーの初期2枚はこのアルバム聴いてからもう聴けなくなってしまったくらいだ。それくらい、このライブは物凄く熱い。サバスの楽曲もテンポの早い「IRON MAN」は違和感あるけど、「CHILDREN OF THE GRAVE」は本家とはまた別のカッコ良さがある。

また最後の最後に入ってる未発表曲の「DEE」が泣かせる。多分、ギターの練習をそのまま録音したモノだと思うけど、曲の途中でミスって演奏止めてまた最初からプレイする...の繰り返しで、ライブでこれだけの存在感を出しながらも、こういう人でもちゃんと練習もしてミスもするという彼の人柄が垣間見える貴重なテイクだと思う。

久しぶりに聴いたけど、ふと思ったのがやっぱジェイク・E・リーは不憫だったなと。ランディが悲劇的な死のお陰で神格化されて、彼に負けないくらいのプレイを要求されるプレッシャーは半端なかったと思うし、ジェイクが脱退した後にこのライブ盤リリースされて「やっぱランディは凄い!」と称えられて、ジェイクの存在意義を問われるハメになったのは可哀相だったと思う。
同情する訳じゃないけど、そういうアンダードッグ的な存在だからこそジェイクの個性は光ったと思うし、今でも彼のプレイは大好きだったりする訳で。

”もし”ランディがまだ生きていたなら、どんなギタリストになっていただろうか?オジーの話だと、バンドを脱退してクラシックギターを学ぶ為にカレッジに行きたいと語ってたみたいだけど、あのHM/HR隆盛期に彼がメインストリームから外れている姿が全く想像出来ない...あーいう時代だったからこそ、あの時にランディのプレイが聴けなかった事が本当に残念だったなあ。

「CRAZY TRAIN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=FVovq9TGBw0

「SUCIDE SOLUTION~GUITAR SOLO」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=nWOVKkzkgME
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ume

私もランディに関しては完全な後追いですが、やっぱりすごいギタリストだったと思います。
特にオジーの1stはやっぱり格好良いですね。
でも同様にジェイクやザックも好きです。

このライブは昔テープで持っていただけで、実はCDで持ってません(汗)
今更だけど改めて購入しようと思います!!

2013年03月20日 23:28

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K.A.E.

私はこのライブ盤聴いてからソロ2作は聴けなくなっちゃいましたね(苦笑)。やはりスタジオ盤は時代を感じさせる音だし、ライブの方が楽曲の良さが引き立つ様な気がしてるんで...
でもまあ「GOODBYE TO ROMANCE」だけはスタジオ盤の方が味がありますね。とはいえ、ライブであれだけ流麗なソロ弾いてるのはさすがランディ・ローズ!といった感じです。

本編の方には書かなかったんですが、今回久々に聴いて最後の「DEE」が音飛び乱発で、多分ディスクに傷付いちゃってるみたいです。まあ、古いCDですからそろそろ買い替えしないとイカンですなあ...でも、よりによって何で「DEE」なんだよ?

2013年03月21日 23:03

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某音楽馬鹿

まぁ命日いちいち覚えてたらきりがないですからね~、でもこの人の命日は何故か覚えてる・・・何でだろうと考えてみると昔のBURRN!とかで事あるごとに命日近くなると記事がでてたからかな~とか?。
このライヴも当然お気に入りですが、落ち着いて聴くにはスタジオ盤も良いかなと。

2013年03月27日 21:56

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K.A.E.

そういえば、昔のBURRN!は毎年の様にランディ追悼記事が出てたイメージですね。
これから...という矢先の悲劇的な事故だったんで、インパクトも強いからメタルファンには忘れられないミュージシャンですから伝説にもなりますよね。

ただ、クワイエット・ライオットに在籍していただけでメタル・ヘルスの邦題に「ランディ・ローズに捧ぐ」と付けられたのは、今でもイマイチ解せないです。拘り過ぎですかね?

2013年03月31日 18:26

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