ディファレント・ビートディファレント・ビート
(1999/12/01)
ゲイリー・ムーア

商品詳細を見る


黒い黄金週間も後半に入って、来週のオズフェストに温存するのにお金をセーブして過ごすのはちとキビしい(苦笑)。ま、その為に家で久々にTVゲーム三昧の日々ですよ。最近買った2つ以外にももう1つ追加してやり込みしてるけど、さすがに1日ぶっ通しは疲れた(苦笑)。

で、ネットに繋いで色々とチェックしてたら、何とスレイヤーのジェフ・ハンネマンが亡くなったというではないか!数年前に毒蜘蛛に噛まれて治療中というニュースが載ってたけど、それ以外に長年の飲酒が祟って肝機能に問題があったらしく、そこへ来て治療薬が肝臓に負担の掛かるモノだったみたいで、負の要素が絡み合っての結果で命を落とすのはバンドもやり切れない思いなのでは。
49歳という話だけど、幾らなんでも早すぎでしょう。数年前にスリップノットのベースが亡くなったり、若いミュージシャンが亡くなるのはファンでなくともちょっと居た堪れない感情になりますね。ご冥福をお祈りします。

さて、今回は久々の御大ゲイリー・ムーア。先日ネットの中古サイトで見付けて、興味があったので定価の半額で購入した1999年発表の「A DIFFERENT BEAT」。
このアルバムの前作にあたる作品「DARK DAYS IN PARADISE」が、久々にブルーズ路線から外れてジャングルビートやドラムンベースなどを基調としたモダン路線に挑戦したモノだったけど、このアルバムもその延長線上で作られた作品。
そもそも、当時のこのモダン路線の転身は一体何だったんだろう?というのが御大亡き今思う事ではあるけど、彼の盟友でもあるフィル・ライノットが亡くなる前に「俺が今注目してるのはヘヴィロックとダンスビートの融合、完全なる雑種だよ」と語ってた事があったけど、ゲイリーも正にその様なニュアンスで新たな音楽性を探求していたのではなかろうか?

それにしても、前作での路線変更がいきなりだったので、ゲイリーのファンであっても衝撃的でHR路線が好きなリスナーは拒否反応が出てもおかしくない感じだったけど、そんな事はお構いなく(苦笑)この路線を更に推し進めた音作りをこのアルバムで披露している。
ただ、前作との決定的な違いは、前作よりもギターを前面に押し出してロック色を強く打ち出してるので焦点が絞られているという点。リズムはプログラミングされたデジタルビートではあるものの、前作で失望した人でもこのアルバムは案外いけるのではなかろうか。

このアルバムを聴いて、音楽性は全く違うけど何故か元イット・バイツのフランシス・ダナリーを思い出してしまった。お互いにギタリストとボーカリストではあるので共通点もあるけど、ゲイリーもフランシスも音楽性を変える事に何のためらいもなく全く違うタイプの作品を作ったという事が被る部分だと思った。
でも、残念ながらこういう路線変更は、ファンの心理を読む前に自己満足に陥る傾向にあるので、当然ながらお互いに成功していないのが何とも寂しいトコ。

それを感じ取ったのか、御大はこのアルバムを最後にモダン路線を封印してまたブルーズアルバムに戻っていった訳だけど、実際にこのアルバムが成功していたらどーなっていたのだろうか?
私的にはこのテの音は嫌いじゃないし、逆にブルーズ路線に戻ってマンネリ化するよりはあと数枚聴いてみたいと素直に思ったけど、やっぱり一般リスナーに受け入れられるには定番路線の方が良かったのだろうなあ...


「LOST IN YOUR LOVE」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=G3Fr0XFzVT0

「FATBOY」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=dzIWkeQMkkw

「SURRENDER」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=5ISeq6HHJYs
スポンサーサイト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

AENIMA / TOOL (1996)

UNDERTOW / STAN MEISSNER (1992)

comment iconコメント

comment avater

ume

このアルバムは路線変更もあり、持っていません。
アップして頂いた曲を聴きましたが、どの曲も素晴らしいです!!
今更ですが、このアルバムほしくなりました!!
やっぱりGARY MOOREは格好良いなぁ~

2013年05月05日 23:19

comment avater

K.A.E.

休日で音楽聴く時間が多かったので、久々にアレもコレも...と色々聴いててゲイリーもチョイスしてたら、このアルバムの事を思い出して、既に廃盤なんで中古で買いました。
この頃は新たな路線を狙ってたんでしょうが、結果的に商業的には失敗しましたが、楽曲は結構良い感じですね。気に入りましたよ。

この後に、トリオ編成のスカーズというユニット(?)で1枚出してますが、こっちはジミヘンやスティーヴィー・レイ・ヴォーンっぽい雰囲気で珍しい感じでしたね。お金に余裕が出来たら欲しいです。

2013年05月06日 23:51

comment avater

某音楽馬鹿

げり

買った事は買ったんですが、聴く頻度が低いです、一度一晩中聴いて見ましょうか、音はゲイリーさんなんですよね~、何でこういう方向に行ったかは謎ですが。

2013年05月23日 00:57

comment avater

K.A.E.

No title

私的には前作よりも明るい曲が増えているし、何しろ控えめだったギターも結構弾きまくってるんで、普通に良いと思います。
方向性は、単に御大の気まぐれではなかろうか?と(笑)。意外と色々な音楽性に首突っ込みたい性格だから、こういうのも面白いと思いますけどね。ただ、残念ながら全く話題にならなかったですが(苦笑)。

2013年05月25日 22:30

コメントの投稿