ケストレルケストレル
(2013/05/25)
ケストレル

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先日、一気にHMVから取り寄せたCDを片っ端から聴いてるけど、一番楽しみにしていたのがこのケストレルだった。
アネクドテンやクォーターマスを購入してた頃に”メロトロンを使った音楽”をネットを駆使して探してたのだけど、このアルバムも候補に挙がってたのでずっと気になっており、この人を食った様なジャケの何処が名盤なんだ?と疑問に思いながらも(笑)ずっと中古屋やネットで探していたのだけど、最近再発されたとの事でそれなら手に入れるのにちょうど良い時期か?と購入。
しかし、以前はビクターから20ビットK2リマスター盤が出ていたらしく、今回はこのテの音にぴったりなレーベル:ベル・アンティークから紙ジャケ仕様・2013年リマスター・6曲入りボートラ入りという大盤振る舞いで、金額も高額な¥4200。ボリ過ぎだろ!!

ネットで何気なく聴いて「良さそうじゃん」だけで¥4200も払うオレもオレなんだけど、このCDが売れない時代にこんな強気な価格設定って事は、やっぱマニアが買うという事を想定してるんだろうなあ。乗せられる方ももうちょい考えた方が良いんだろうけど、プレス数が少ないと直ぐに廃盤扱いでプレミアが付いちゃうし、ホントマズイんだよ、こういうのって。

まあ、そんな感じで全然バンドの実体なんて知らないで購入したけど、よく「プログレの裏名盤」扱いで語られてる本作だけど、実際に聴いてみたらそれほどプログレっぽくはなく、普通のブリティッシュロックにほんのりプログレ風味...ってな感じだった。まあ、それはそれで全然良いのだけど、実際にプログレとして聴くと肩透かしくらうのは間違いないだろうな。

1975年にこのアルバムのみ発売されて、セールスが全く奮わないトコに中心メンバーのデイヴ・ブラックが、ミック・ロンソンが抜けたデヴィッド・ボウイのスパイダーズ・フロム・マーズに引き抜かれてバンドは解散という道を辿ったらしい。
ボウイも意外なトコから見付けてくるなあ...と思うけど、実際にこのアルバムでは殆ど曲書いてるし実力はある人だと思う。ただ、売れない新人バンドから見出すのはやはりボウイの洞察力は凄いという事か。

ただブリティッシュロックの一言で片付けてしまうのは余りにも短絡過ぎで、結構色んな音楽からの美味しい部分も拾って構築させた音楽だと思う。メロトロンがガンガン鳴ってるのは勿論(というか、コレを期待してた訳だし/笑)曲によってはポップなテイストあり、AORっぽかったり、ジャジーな雰囲気まで兼ね備えてるのだから面白くない訳がない。それでアルバム全体がまとまってるのだから、文句の付け様もないし。

こういう大昔のミュージシャンの「隠れた名盤」ってのは、こうした再発じゃないとなかなか接する事が出来ないのが難点だけど、そういうモノを発掘してリスナーに提供してくれるのは非常に有り難い。このアルバムも向こうではe-bayで最高値366ポンドも付けたらしいし、まだまだ過去の遺産には聴くべきモノも多いって事なんだろうな。まあ、ハマってお金が飛んでいってしまうのはちょっと困るんだけどね(笑)。


「THE ACROBAT」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=qEIufvhQqXY


「END OF THE AFFAIR」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=sDCHXNzux5w


「AUGUST CAROL」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=ZWXUK0wX1go
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