フォーリング・イン・ビトゥイーンフォーリング・イン・ビトゥイーン
(2006/01/25)
TOTO

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前回書いた様に、アリス・イン・チェインズの来日公演のチケットを、チケットぴあの先行予約で注文したらあっさり取れたのは勿論の事、先週の大雪の影響でなかなかコンビニに取りに行けなかったんで今日取りに行ったのだけど、何とまさかの108番。
これは先行予約だったから良い番号が取れたという事なのか、それともチケットが全く売れてないからこの番号なんだろうか...ファンとしては非常に微妙な問題だったりする(苦笑)。この番号なら最前は無理でも前方に行けるのは間違いないんで、今回は一緒に観る人達もいないし、ゆっくりまったり自分のペースで観られる事になりそうだ。音楽も浸る音楽だしね(笑)。

しかし、アリチェンと同時期に来日公演があるミュージシャンが結構多い。今のご時勢、CDが全く売れないんでライブで稼ぐしかミュージシャンがこの先生き残る方法が無いとまで言われているけど、それにしてもここまで多いとリスナー側としては大変かと。特に音楽性が近いミュージシャンが同時期に来日公演行なわれると共食い状態になる事は必至だし、ただでさえ仕事だ何だ~と色々と忙しい身分でもある訳だし。それでも、ストーンズとエリック・クラプトンは安定した観客数が見込めるんだから、さすが大物スターといったところか。

このバンドも4月に来日公演が行なわれて、しかも追加公演まで発売してるんだから結構売れてるんだろうなあ...と思わせる、結成35周年を迎えたTOTO。
ずっと35年間活動してる訳ではないし、メンバーもデビュー当時と比べて大分変化してしまったけど、それでも安定した音楽性を持つバンドなのでそれだけずっと追い続けてるファンも多いんだろう。曲は余り知らなくても、バンド名だけは知ってるという洋楽リスナーは結構いると思うし。

このアルバムは2006年に発表された「FALLING IN BETWEEN」。昨年、いつも使う中古ネットショップで新品が¥1000に値下がりしてたので問答無用で押さえておいたモノだ(笑)。

紙ジャケが再販されて一気に揃えた時以来のTOTOだけど、正直言って特に期待しているモノはなかった。何故なら、彼等はそうそう音楽性を思いっ切り変えてくる事はないのを知っているからだ。ジェフ・ポーカロ不在あたりからスティーヴ・ルカサー主導になった感があって、全体的に音がヘヴィになった印象くらいしか変化はないし、後は単純に良い曲が聴ければ良いなあ~という、本来最もCDを買う理由しかなかった。

全体的には「KING OF DESIRE」辺りを思い出させる作風で、あのアルバムの曲調をボビー・キンボールが歌ってるという感じに近いと思う。ギターは相変わらずヘヴィだし。
ただ、ゲストで3代目ボーカルのジョセフ・ウィリアムスが1曲メインボーカルで参加してるのだけど、何でこういう編成になったのかよく分からない。ボビーが歌ってもしっくりこなかったのか、それともこの曲はジョセフじゃなきゃダメだったのか、理由はどうあれちょっと意味不明かも。
しかし、その1曲「BOTTOM OF YOUR SOUL」が間違いなくこのアルバムのハイライトだと思う(笑)。ボビーには悪いけど、完全に喰われちゃった感じ。

他にも「SIMPLE LIFE」や「LET IT GO」「KING OF THE WORLD」など好きな曲も多いけど、やはり全体的に地味な印象を受ける。シカゴのジェイソン・シェフやジェスロ・タルのイアン・アンダーソンだのゲスト参加もあって、1曲ずつのインパクトはそれなりにあって華やかで完成度も高いんだけど、アルバム単位で聴くと何故か余り印象に残らないという不思議な感覚がある。
まあ、それだけバンドの演奏力が安定しているんだろうけど、いつものアルバムから余り抜け出せていない様な...

最新作はこのアルバム以降発売されていないけど、キッスのジーン・シモンズも言ってた様に長年活動してるバンドは新曲よりも過去の曲をリスナーは求めてるという事実を、バンド側も分かってるんだろうなあ。
新作出しても違法ダウンロードで落とされて儲けにならないし、バンドの意欲作といってリリースしてもファンが必ずしもそれを求めてるかどうかも分からないし、それならグレイテストヒッツなライブで良い...って事になっちゃうと。
でも、それじゃ新しいモノが絶対に出て来ないし、バンド側も成長しないというのはリスナー側の勝手な見解なんだろうか?


「BOTTOM OF YOUR SOUL」↓


「SIPLE LIFE」↓
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...NOTHING LIKE THE SUN / STING (1987)

UNPLUGGED / ALICE IN CHAINS (1996)

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