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錻力の太鼓錻力の太鼓
(2006/09/06)
ジャパン

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改めて思うけど、このアルバムが出てからもう25年(!!!)も経ってるんだ。信じられない気持ちだけど、このバンドの要であるデヴィッド・シルヴィアンも25年経った今では、当時のルックスの面影など微塵もない普通のおっさんになってしまったので、時の移り変わりは早いモノだな...と痛感。

そもそもジャパンは、白人がファンキーな音楽を演ってるのが珍しくて注目されたバンドだけど、それ以上にルックスの良さが注目を浴びてしまい、日本では間違いなく「ヴィジュアル」先行型であって、音楽は二の次に甘んじてた気がする。
しかし、3rdアルバムから独自の路線を模索し始めて、この5thアルバムが結果的にラストになる訳だけど、音楽性は独自を追求した結果、彼等ならではの頂点を極め「最高傑作」と謳われる事になる。

このアルバムに関していえば、ジャケットの毛沢東の写真がイメージを想起させる様に東洋の音楽にかなり傾倒されていて、当時親交が深かったY.M.O.にも影響されている部分がある。
アルバム製作前に、Virginレーベルから契約解除を通告されていて、しかもマネージャーから「役立たず」と呼ばれ、更にはメンバー間で女の取り合いになり険悪なムードの中製作されたらしいけど、感情面はともかく、音楽面では『(メジャーレーベルで)最後なんだから、自分達の好き勝手に作ってしまおう』的なノリで、ココまでの音楽作ってしまうのはホントに凄いよなあ。

解散後、デヴィッド・シルヴィアンはソロ活動の傍ら、坂本龍一やキング・クリムゾンの総帥ロバート・フリップとコラボしたりして活動中。
私の好きなベースのミック・カーンは、ソロ活動の他は色々なセッションに引っ張りダコ(マーティー・フリードマンのソロにも参加)。
シルヴィアンの弟でもあるドラムのスティーブ・ジャンセンは、キーボードのリチャード・バルビエリと共にドルフィン・ブラザースというユニットをやったりセッション活動。
キーボードのリチャード・バルビエリは、ポーキュパイン・ツリーに加入して活動中。

この時期のライブDVDが先日発売されたけど、そこで観られるミック・カーンのパフォーマンスが最高。赤いスーツにオールバック姿で、高速カニ横走りでベースを奏でる姿は圧巻!またデヴィッド・シルヴィアンの麗しき姿が観られるのもこの時期が最高だと思う。

とにかく面白いバンドだった。ボーカルの幅が広い訳でもなく、何のバンドに似ている訳でもなく、ホントのオリジナリティってこういう事を言うモノだ...と。また日本のヴィジュアル系や、イギリスで起こったニューロマンティックという言葉の走りも、このバンドが少なからず影響していると思う。
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