久々に戻ってこられました。仕事が忙しく、体力もない状況なんで...と毎度同じ事書くのもちょっとアレなんで止めときますけど、音楽だけは毎日色々聴いてるお陰で「アレもブログに書かなきゃ」状態になってるので、地味に更新していく所存です(笑)。

さて、今月ソロで来日公演を行なうジンジャー率いるワイルドハーツの2003年発表の通産4作目となるオリジナルアルバム「THE WILDHEARTS MUST BE DESTROYED」を今回はチョイス。
自分自身のテンションを上げたい時に聴きたいモノの一つがワイルドハーツなんだけど、ここ暫くはちょっと遠ざかってたりする。理由は単純、単に聴き過ぎ(笑)。このアルバム以前の作品群は特に最高で、何度聴いたか分からないくらいのお気に入りだったりする。
彼等のデビューは1992年でこのアルバムは2003年発表、しかも活動歴10年でたった4枚というのも驚きだけど、多作過ぎてミニアルバムだのファンクラブオンリーだの企画盤が多すぎてオリジナルのアルバム自体が少ないのは本末転倒みたいだけど(苦笑)そこがワイハらしいというか何というか。

で、このアルバムは前作「NAMELESS, ENDLESS」から6年経ってからのリリースな訳で、その間にバンド解散やジンジャー・シルヴァー・5やクラム・アヴュースやスーパーシット666などのユニット活動、そしてソロ活動などを行なっていたのでそれほど待たされた感はなかったのが印象的だった。
ワイハの解散は当時は凄く悲しくて、しかも赤坂ブリッツで観た来日公演ではデヴィン・タウンゼントのSYLとの競演という事で凄く嬉しかったのだけど、当のワイハのライブでPAに問題があってジンジャーの機嫌がすこぶる悪く、ライブも今一つ盛り上がりに欠けるというレアな経験(?)をしたのだけど、これが最後のライブじゃなあ...と不完全気味だったので2002年に復活宣言した時は単純に嬉しかったモノだ。

サンダーもそうだけど、何故か私が好きなイギリスのバンドは解散⇔再結成を繰り返すフシがあるみたいだ(苦笑)。まあ、イギリス人特有なモノなのか周りの環境なのかよく分からないけど、契約消化によって新たにリセットする気持ちの方が強いんだろうなあ。プロレスラーの引退宣言と同様で信じちゃいけないモノなのかも(笑)。

このアルバムの前に復活作としてミニアルバムをリリースしているけど、そこで聴ける音はリフ、リフ、リフの嵐でヘヴィな音像も伴って随分激しくなったなあ~という印象だったけど、満を持してのフルアルバムではそれほどのヘヴィさは感じなく、むしろメロディを強調とした作りでシルヴァー・ジンジャー・5に近いモノだと感じた。
しかも以前のワイハにあったあの複雑な曲構成が殆どなく、妙にシンプルでこざっぱりしたコンパクトな作りなのも驚きだった。以前からパフィーみたいな曲がお気に入りだとインタビューで言ってたくらいだから、ここに来てこういうスタイルに転じるのか...とちょっと残念な気持ちにもなったな。

冒頭の「NEXUS ICON」から、前述のミニアルバムにも収録されてた「VANILLA RADIO」までの4曲の流れは非常に良い。だけど後半は彼等にしてはかなり普通の出来で、シングルカットされた「SO INTO YOU」や「TOP OF THE WORLD」が入ってるにも関わらずかなり地味な印象。期待していただけに、ここがこのアルバムの弱点じゃないかと思うし、私がそれほどまで聴き込めない理由だと思う。

この後バンドは不定期ながらも活動は続けており、今ではジンジャーのメインはソロ活動に比重を置いてるみたいだけど、ワイハは完全に終わってる訳ではないと言うから、この後もアルバムのリリースは期待しても良いと思う。
私は残念ながらソロ活動の方は余り興味が持てないのだけど、ジンジャーみたいに多作なミュージシャンはバンドの枠に捉われない活動の方が伸び伸びやれるんじゃないかと思う。本人が全力を尽くせない状態でバンドのアルバム作りましたと言われてもファンとしては困惑してしまうし。まあ、バンドに集中して凄いモノ作ってほしいというのが一番の願いでもあるのだけど。


「VANILLA RADIO」


「SO INTO YOU」
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DECADE OF AGGRESSION / SLAYER (1991)

91 SUITE / 91 SUITE (2001)

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comment avater

某音楽馬鹿

このバンドはアルバム多過ぎて訳わかんなくなってますが、どれも良い感じですよね。
しかもソロとかも含めて2枚組とかあるし(笑)。
ちょっと前に中古でカバー曲集を入手してたんですが、そっちも良い感じでした。

2016年04月09日 16:54

comment avater

K.A.E.

そうなんですよ、ワイハが大きなブレイクに至らなかった原因は変なリリースばっかやってたお陰で、どれが正規のオリジナルアルバムなんだというのが分かりにくくなってしまったからだとも思うんですよね。
だけど、PVもコンスタントに作ってたし、当時は何かとお騒がせなバンドだったので知名度だけはあったというのも何とも皮肉な話ですよね。

ただ、個人的にはこのアルバム以降ジンジャーの曲作りのアプローチが変わってしまったので徐々に興味が醒めてしまったのが残念。このアルバムはシンプル&ポップの極みみたいな作品ですしね。
カヴァー集買ったんですか!私も持ってますけど、見事なまでに知ってるバンドが少ないですよね(苦笑)。ジョージア・サテライツの「BATTLESHIP CHAINS」は意外とハマってましたね。

2016年04月09日 21:10

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