いつもだったら発売日前日にウチに届くハズなのに、今回は何故か発売日に届いたガービッジの新作「STRANGE LITTLE BIRDS」。届いたCDを見てみるとジャケ下の小さいステッカーに金曜日発売商品とか書いてある。要はフラゲはダメですよって事なのか?ただでさえCDが売れない時代にこんな事する意味があるのだろうか??ちょっと意味分からないなあ...

ともかく、「2014年にリリースする」とか言ってたのにこれだけ延びたのは何の理由か知らないけど、前作から今作の間にはサマーソニックに出演したり、他のミュージシャンとのコラボ曲をアナログとダウンロードのみでリリースしたり、デビュー作である「G」のリマスター盤をリリースしたりとそれなりの活動はしてたにも関わらず、やはり4年間は長かったと思う。
前作が7年振りの新作だった訳だし、メンバーもかなりの高齢に差し掛かってる事もあって(デューク・エリクソンに至っては、今年65歳だそうだ!)再始動後はもっと活動に本腰を入れるかと思いきや、この期間の長さ...まあ、良いモノを作る為に時間掛けてるのかも知れないけど、この分だとあと数作でバンド終わっちゃいそうで嫌だな。

さて、期待してた新作の中身はというと、シャーリー・マンソン自身がリリース前のインタビューで語ってた「これまでの作品よりも今回は控えめ」「デビューアルバムに近い雰囲気を持つ」という言葉がやけに引っ掛かってたのだけど、聴いてみて何となく理解出来たと思う。
ただ、デビューアルバムに近い雰囲気というのは、音楽性というよりも精神性の事なんじゃないかな?レコード会社とか周囲からの何の縛りもない、バンドだけでアルバムの全てを作り上げるという自由度がこのアルバムの持つ意味なんだろうし。
音楽性からするとデビューアルバムと似てる雰囲気は全体的に暗いという事以外は余り感じないし、「VOW」や「ONLY HAPPY WHEN IT RAIN」「STUPID GIRL」「MILK」みたいなキャッチーな雰囲気を持った楽曲は、先行リリースされた「EMPTY」や「MAGNETIZED」「WE NEVER TELL」くらいしかないのが大きな違いだと思う。
あとやけに内省的な雰囲気を持つ楽曲が増えたなあと。これがシャーリーの言う「今回のアルバムは控えめ」という事なんだろうけど、「EMPTY」の後に「EVEN THOUGH OUR LOVE IS DOOMED」が発表されたけど、聴いてみたら余りの地味さに驚かされたし。この曲のお陰で今回のアルバムはいつもと違う?と感じさせられたけど、予感が的中しちゃったな。

今作は、これまでのファンも考えさせられるちょっとした問題作だと思う。ファンであってもバンドが提示したモノを無理に好きになる理由も無い訳で、私は今のトコ数回聴いて、こういうスタイルも嫌いじゃないけど全体的に内省的過ぎるかな...という評価になった。ただ、これから聴き続けて更にこのアルバムが好きになるかは、現時点では分からないのが本音かな。
また今回の歌詞読んでると、何だかバンドの終焉も近付いてる様な雰囲気を感じさせるんだけど、この予感は外れてほしい。バンドにはまだまだやれる事があるだろうし、まだまだ新曲を聴かせてほしいと願ってるからだ。
しかし、シャーリーのピンク髪は非常にカッコイイ!この前新作をリリースしたシンディ・ローパーもピンク髪だったけど、結構な年齢でもこういう派手な色が似合っちゃう人達も正直凄いと思う。


「EMPTY」

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DEADMAN'S SHOES / FM (1995)

DOPPELGANGER / CURVE (1992)

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comment avater

某音楽馬鹿

早速買われましたか!、私も予約したんですが一昨日届いて未開封です、早く聴かないと!。

書かれてる感想読むと不安ですが、買っちゃったものは仕方ないんで今晩くらい聴いてみます。
先に聴いたシングル曲とかはあんまり違和感なかったですが・・。

2016年06月18日 13:39

comment avater

K.A.E.

いやいや、決して悪い作品ではないですよ!単に”今までの彼等のスタイルから大分落ち着いた雰囲気”に変わった印象ですから。不穏な雰囲気は相変わらずだけど「BLEED LIKE ME」みたいに分かりやすいのとは違いますね。元々コクトー・ツインズが好きと言ってる人達だから、こういうスタイルもアリでしょう。
この感想書いた後にも何度も聴きましたが、結構音量大き目で聴くと良い感じですね。是非、某音サンの感想も聞きたいトコです。

2016年06月19日 21:27

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