前回のガービッジの他に新作で欲しいモノが特に見当たらないし(いやホント、これ以上CD増やすのはちょっとマズイよなあ...と常々思ってるんで実に良い傾向かと/笑)なるべく出費も控えておこう...という事で、最近は旧譜を中心に聴いているのだけど、どーせなら余り手を出さないモノを...と言う訳で久々のFMです。通産5枚目のオリジナルアルバム「DEAD MAN'S SHOES」をチョイス。1995年発表。

FMは中古CDで4th、新品で1st&2ndのカップリングCDを手に入れて以来、徐々に揃えていったクチなので聴いてないCDもあるのだけど、このアルバムも現在廃盤という事もあって中古CDで探して半年くらい前にディスクユニオンのネットサイトでようやく手に入れた。¥1000弱くらいだったかな?

この当時の彼等は前作でようやく日本でもブレイク出来て次作も期待された時期だったのだけど、何故かこの作品以降は余り恵まれなかったのか解散の道を辿る事になってしまった。それは、このアルバムの出来が前作と比べて幾分スタイルが変わってしまった事も少なからず影響してしまったからではなかろうか?
3rdアルバムから徐々にブルージーなスタイルに移行してきて、前作でブレイクしたお陰で更にブルージーな路線を推し進めたスタイルなんだけど、基本的な部分であるキャッチーなメロディはそれほど変わってないと思う。だから聴き込めばいつものFMなんだけど、楽曲の持つ印象でブルージー=渋い・地味的な感覚を持たれてしまい、更にプロデュースがHR的な部分を削っている事もあって、この辺りがアルバムにとってマイナス的な部分なのかと。

だけど、前作のブルージーな路線やアコースティックライブ盤でノリを期待していた人達にとっては素晴らしいアルバムだと思う。何せスティーヴ・オーヴァーランドが相変わらずの歌唱力で聴かせてるし、彼等自身1st~2ndのメロディアスハード路線はレコード会社からの要望だったと後に認めてる事もあって、彼等の本質からすると順当な路線変更でもあったハズ。
私自身も1stアルバムは大好きだったけど、この時期のスタイルも勿論悪くないし前作も好きな作品でもある。だけど、このアルバムになかなか手を出さないのはHRっぽい雰囲気が余り感じられないからだと思う。
でも久しぶりに聴いたけど、良い曲はホントに多いんだよなあ。「AIN'T NO CURE FOR LOVE」「MONA」「SISTER」「YOU'RE THE ONE」「MISERY」が好きだし、ポップな「TATOO NEEDLE」も渋い「DEADMAN'S SHOES」も悪くない。

ジャケットは地味で(前作のサイよりはよっぽど良いけど)いつもながらにこういうトコで損をしてなあ...と思うのがこのバンドだけど(苦笑)売れているアルバムだけが良いアルバムではない、という典型的な見本の様な作品だと思う。


「AIN'T NO CURE FOR LOVE」


「YOU'RE THE ONE」
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comment avater

某音楽馬鹿

そーいえばこのアルバム、最近聴いてないですね~。
当時は何度も聴いたアルバムなんですが、言われてるとおり渋くてブルージーなんで人によっては不満もあるかと。

私は渋くてブルージーなのも上等!、なんで好きですけどね。

2016年06月18日 13:42

comment avater

K.A.E.

雰囲気としてはシンデレラの「HEARTBREAK STATION」辺りのイメージを狙ったんですかね?前作みたいにフックがある楽曲は少ないけど、こういう乾いた雰囲気が何気に心地良いんですよね。今回久々に聴いてそう思いましたよ。
しかし、スティーヴ・オーヴァーランドは何歌わせても上手いですよね~。こういうカラッとした雰囲気でも気品があるというか。

次作の「PARAPHERNALIA」はまだ持ってないんですが、なかなか中古屋にも出てこないですね~。ま、見付かるまで気長に待ちます。

2016年06月19日 21:39

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