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ビッグ・ジェネレイター(紙ジャケ SHM-CD)ビッグ・ジェネレイター(紙ジャケ SHM-CD)
(2009/07/22)
イエス

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このアルバムは、結構前にumeさんから「イット・バイツの雰囲気に似ている」と薦められて、直ぐにレンタル屋に走って聴いてはいたけど、PCが壊れてデータが飛んでしまったのを境にまともに聴けなかった。
けど、昨年直ぐに完売してしまったSHM-CD紙ジャケ盤を購入していたので、今更ながらレビューと行きますか。イエス、1987年発表の作品「BIG GENERATOR」。

この時期、私は既に洋楽の洗礼を済ませてあったのでリアルタイムで体験してるのだけど、実は余り記憶に無かったりする(苦笑)。
理由もよく覚えていないのだけど、多分シングルカットされた「RHYTHM OF LOVE」が前作を踏襲した音作りだたのにも関わらず、突き抜けた明るさが全体を支配しており、余りの聴き易さに殆ど印象に残らなかったのだと思う。
聴き易さが悪い...という訳ではないのだけど、イエスに関してはどーしてもプログレの感覚で捉えてしまうので、それと比べるとプログレ特有のクセが消えて、普通のチャートでも十分に通用する楽曲群だったと。

しかし、こうしてじっくりアルバム聴いてみると、結構細かい凝った事はやっていたりする。そりゃ大作風味は全く皆無だけど、流れる様なメロディに突如テクニカルなギターソロが入ったり、要所に絡められたきれいなコーラスなど、聴けばやっぱイエスだ...と言う事になる。

このアルバムでの立役者は、間違いなくトレバー・ホーンとトレバー・ラビンの2人でしょう。良くも悪くも己のスタイルを貫いたプロデューサーと、前作「90125」の大ヒットの恩恵を受けたメンバーの中で、唯一今作の下地を持っていた最年少メンバー。どちらもバンドのオリジナルメンバーではないのが、当時のバンド内の状況を表していたと思う。

方向性に不満があったのか、単に見えなかったのか分からないけど、ジョン・アンダーソンはこの後に”もう一つのイエス”に参加してアルバム&ツアーまで行ってしまい、残ったメンバーは名前こそ残ったものの作品は残せなかった(ベスト盤に入った1曲のみ)のがホントに惜しかった。
アンダーソンが抜けた時点で、トレバー・ホーンをプロデューサーに再度迎えてこの路線を突き詰めれば良かったのに...と。

何はともあれ、数ある作品の中でもかなりの異色作である事は間違いない。バンドがモダンの要素を取り入れて、より大衆性を感じ取った結果がこのアルバムの総てと言っても過言ではないと思う。

「RHYTHM OF LOVE」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=2RLMKyADJyY

「LOVE WILL FIND A WAY」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=aqJL7YcDgpQ

危機(紙ジャケ SHM-CD)危機(紙ジャケ SHM-CD)
(2009/07/22)
イエス

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以前、私はいわゆるプログレ四天王と呼ばれるバンドの代表作を聴いても余りピンと来ない事から、プログレが余り好きではないのではないか?と書いたけど、その一方でその代表作を聴いたのが若い頃だったので、現在の自分が聴いたら印象や評価が変わるのかな?という思いもあった。

で、そんな事を常に思っていた矢先に、何と先月下旬にイエスのアルバムが紙ジャケ盤として発売されていたのを昨日知った。全く知らなかったのでホントに寝耳に水状態だったのだけど、今月は特に新譜も余りピンと来ないので、ココは1つその代表作を買って聴きなおしてみるか!...と思い立ち、早速CD屋に向かったのだけど...

何処にも売って無い!

一体どーゆー事だよ?発売されて1週間くらいしか経ってないのに、何で殆ど置いてないんだよ...と思いながら、宇都宮市内のCD屋を転々とし、やっと5ヶ所目でこのアルバム「CLOSE TO THE EDGE」(邦題:危機)と「FRAGILE」(邦題:こわれもの)を発見、即捕獲できた(因みに、残りは「90125」と「RELAYER」のみ!)。
ホントは、umeさん一押しの「BIG GENERATOR」が欲しかったのだけど、そんな影は何処にもなく、ただ代表作しか入れていないんじゃないか?とすら感じた。ネットでも殆ど売り切れ状態だし、いつからこんな人気だったんだ?(笑)

ともかく、手に入れたこのアルバムを久しぶりに聴いたのだけど、やはり自分の予感が的中したのか、思っていたよりも楽曲を素直に受け入れられた。しかも、数曲ボーナストラック入ってオリジナル盤よりも時間が長いのに、その長さを全く感じないのは一体どーゆー事だろうか?

リリースされたのが1972年、私がまだ2歳(!)の時のアルバムなのに、幾ら技術の進歩があるからといって音がかなりクリアなのには驚かされた。それに余り古臭さを感じないのは、さすがプログレッシヴ(進化)と呼ばれるだけの事はあるのか?(笑)また全部で3曲しか入っていないのも、当時としてはかなり異質な感じだったのではなかろうか?

さすがにイエスの代表作と言われている作品だけあって、個々のプレイの的確さはハンパじゃないと思うし、明るい雰囲気の楽曲でさえ妙な緊張感があって、それが最後まで持続しているのも見事。これは今までの自分の認識を改めなきゃイカンなあ...
「CLOSE TO THE EDGE」パート1↓
http://www.youtube.com/watch?v=dEfZY04fsr0

「CLOSE TO THE EDGE」パート2↓
http://www.youtube.com/watch?v=gQBT7jInKgk&feature=related

「SIBELIAN KHATRU」ライブ78(曲のみ←音が凄くクリア!)↓
http://www.youtube.com/watch?v=2j2FoRssOgQ