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ベスト・オブ・デヴィッド・ボウイ [DVD]ベスト・オブ・デヴィッド・ボウイ [DVD]
(2005/09/14)
デヴィッド・ボウイ

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先日、CD屋で色々とチェックしてた時にヤバい事に欲しいモノがまた発生(笑)。デヴィッド・ボウイの紙ジャケ盤である。
ボウイに関しては、好きなアルバムとそうでないアルバムがはっきり分かれるので、別に全部コンプする必要はないし、聴いていないアルバムはまずレンタル屋でチェックしてからでも遅くはないので、そんなに焦って買う必要はないのだけど、それでも好きなアルバムだけは手元に置いておきたいモノだ。

そんな事を思いながら久々にこのビデオクリップ集を観た。
私は音楽は勿論のこと、MTVが隆盛を極めてた頃にビデオクリップも一つの参考としてレコードやCDを買う基準にしているのだけど、その洋楽を聴き始めた頃に出会ったのがボウイの商業的に大ヒットを飛ばした「LET'S DANCE」だった。
洋楽初心者の取っ掛かりとしては大好きでも、この頃のビデオはそんなに好きではなく、むしろその前作で以前レビューも書いた「SCARY MONSTERS」からのクリップの方が好きだった。

しかし、それ以前のクリップは基本的にはライブやTVだけの収録だし(それでも「LIFE ON MARS」みたいなクリップがあったのは驚いたけど)それ以降90年代のクリップは、私自身「TONIGHT」でボウイに失望した時期もあってチェックしなくなってしまったので(それでも「NEVER LET ME DOWN」までは一応チェックしたが、前作以上に失望したがイタかった/爆)こういう初期から現在に至るまでの映像集はかなり有難い代物なのだ。

で、その失望した90年代のクリップを観ていると、コレが結構イケてたりするのが面白いトコで(苦笑)ボウイにアタマ下げて謝りたい気分。それらの映像や音楽をチェックしてCDが欲しくなったのである。
「EARTHRING」は以前図書館で借りてチェックはしてたのだけど、映像で観たのはDVD買ってからだし、他の映像や曲は全くの未見。中でも「THE HEART'S FILTHY LESSON」は、映画「セブン」のエンドロールに流れる曲だと思い出してから、この曲が収録されている「1 OUTSIDE」が聴きたくなったし、このDVDが発売された時の最新作だった「...HOURS」の楽曲も、既に実験的ではなくなった風に思えるけど、ボウイがこういう曲を演る事自体が”実験的”だったのでは?と余計な勘繰りをしてしまうくらい、何故か今の自分にハマってしまった。

お気に入りのクリップは「大勢のファン(取り巻き?)引き連れて夜の街を闊歩する「D.J.」、当時のビデオクリップに最高額を投資して作られた「ASHES TO ASHES」、ちょっとゴスっぽい「THE HEART'S FILTHY LESSON」、如何にもサイバーっぽい「LITTLE WONDER」、ナイン・インチ・ネイルスのトレント・レスナーが異常者としてボウイに付き纏う(ハマり役/笑)「I'M AFRAID OF AMERICANS」。

そんな訳で、お陰様で、最近は殆どボウイばっか聴いている事に(笑)。
...しかし、これほどまでに音楽的に色々と変貌を遂げて未だに現役でいる事自体、物凄い事だと思う。あと何枚アルバム作るのか分からないけど、本人はまだまだ隠居するつもりはなさそうだな(笑)。

「ASHES TO ASHES」のクリップ↓

http://www.youtube.com/watch?v=r44OFO-MNPo

スケアリー・モンスターズ(紙ジャケット仕様)スケアリー・モンスターズ(紙ジャケット仕様)
(2009/12/23)
デヴィッド・ボウイ

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今日は、CD屋を何件かハシゴして、とりあえずウィグ・ワムのCDを買おう...と息巻いて探したのだけど、輸入盤は置いてあっても国内盤が置いてない...。
仕方ないので、以前から買おうと思って未だに買ってなかったスターウォーズのエピソード1&2のDVDが新品半額だったので、思わず購入。エピソード3は、ネットで検索してたら新品¥1000で売ってたのでそっちで購入。ついでにライブエイドのダイジェスト集も半額で購入。

CD屋で他に色々チェックしてたら、某音さんのサイトで知ったアタリスの新譜が視聴コーナーに入ってたので聴いてみると、コレが前作の勢いは何処に行ったの?と言わんばかりの落ち着いた音。所々にらしさは感じるものの、ちょっとがっかりしたので購入はちょいと待ちかな?

そこで今日のお題のデヴィッド・ボウイの紙ジャケが売っていたのだけど、この作品はまだ発売されてなかった。
私が一番に挙げるボウイのアルバムは、文句なくこのアルバム。勿論後追いで聴いたモノで、いわゆるボウイの代表作は一通り聴いたのだけど(しかし、聴いたのは高校生の頃なので、今聴くと印象が変わるモノもあるかも知れない)代表的な「ジギー・スターダスト」よりも、アルバム全体で好きな作品だ。

まず、オープニングの「IT'S NO GAME (PART 1)」で、キング・クリムゾンの総帥:ロバート・フリップの前衛的なギターが、妙な日本人女性のナレーションと絡んで、そこにボウイの絶叫が入るのだけど、物凄く奇妙な雰囲気を醸し出していて一発で引き込まれる。
コレ1曲でボウイとフリップ爺の相性が抜群だって事が分かるのだけど、どーせなら全曲で弾いてもらいたかったのが本音かな?だって、私がボウイに求めてるのは予定調和なんかじゃなくて、他には無いモノだから。かなり面白いモノが出来ると思うのだけど...さすがに冒険は出来ないかな?他の曲でピート・タウンゼントも1曲参加してるのだけど、こっちはそんなに目立ってはなく淡々とこなした感じかな。

しかし、アルバムでのハイライトはやはり「ASHES TO ASHES」でしょう。ボウイの初期ヒット曲「SPACE ODDITY」の主人公のその後を語る歌詞なのだけど、コレがやはり奇妙な音楽でありながら何処か物悲しいけど聴き易い...という、変な感覚が味わえる。私的に、ボウイの今まで出した楽曲で一番好きな曲かも知れない。

「LOW」以降、実験的な作品を作り続けた事もあったけど、このアルバムでそれまでの自身の集大成な意味を感じさせる。実際、この作品の後に例の「LET'S DANCE」で大胆なポップアルバムを作り大ヒットを起こす事になるので、このアルバムがボウイ自身のパーソナルな部分を感じさせる最後のアルバムなのかな?と思ったりするのだけど、どーなんだろうか?